西武ライオンズが培ってきたファンクラブとコミュニティ

先日「オリックス・バファローズのファンクラブ運営」という記事を投稿していらい、気になっていたのが、西武ライオンズ。

西武球場

私事だけれど、自分は西武ライオンズのファンで、ここ数年、西武ライオンズのファンクラブに入会している。西武ライオンズのファンクラブは、ダイレクトメールやメールマガジンが、なかなかよいタイミングで届いて、「あ、ひさびさに球場に応援に行こうかな」と思わせる事が多い。

AWS Tokyo 2014 の、オリックス・バファローズさんのセッションを聞いてから、西武ライオンズはどのようにファンクラブを運営しているのか、気になっていた。西武ライオンズのファンクラブ運営に関する記事を見つけたので、紹介したい。

西武ライオンズのマーケティング改革:なぜファンは西武ドームに何度も詰めかけるのか

2007年に、観客動員数が12球団最低になってしまった西武ライオンズ。危機感を持った球団は、CRMの導入など、改革的な施策を行ったことで、2013年3月期に過去最高の営業利益を出したという。

ファンクラブ会員のチケット売り上げは、約3倍まで増加したそうだ。

ファンの「量」よりも「質」に重点を置いた、という施策は、「一度のキャンペーンで来場者数を1万人増やすのではなく、試合ごとに数百人ずつの積み重ね」を重視したものだという。

CRMの話はほんのわずかで、記事の内容は「どのようにファンの心を捉えていくか」という、実践的な話が多く、参考になる。