「内輪を広げる努力」

コミュニティを運営していたり、よそさまのコミュニティを訪ねてみると、「内輪感覚」というものが気になる時がある。

初めて、あるコミュニティのオフ会やミーティングに参加すると、「内輪感覚」が強ければ強いほど、心理的な障壁を感じることがある。コミュニティ運営者は、初めて参加する人に対して、こういう心理的な壁を感じる事のないように、配慮する必要があると考えている。

でも、具体的にはどのようにすればよいのか、どう振るまえば良いのか。

その問題に対する答えの一つが、 「内輪を広げる努力」 だと思う。

「内輪を広げる努力」という言葉は、dubstronicaさんのブログ「拝むように弾いてくれ」に記述された、下記の記事からの引用です。

「イベントについてボクが思うこと」

以下、記事文中から引用します。

イベントをやるのにはスゴく体力がいるとおもうので、その中心的メンツに馴染みの顔がたくさん集まるのは普通だと思うし、よほどイベント慣れしてる場合じゃない限りはその方が比較的うまくいくと思っています。

そのメンバーが仲良しメンバーだったとして、常に内輪感が出るか、と言ったらそうじゃないと思います。内輪感の指摘は大抵の場合、寂しかった人からされるものだと、個人的に思っています。時間を拘束された割りにぼっち感を強く感じたら、そりゃー眼の前の仲良しメンバーに拒否反応を示すよね。あたりまえだと思います。ボクでもきっとそう思う。そう思わない空間を作れればな、と思います、本当に。

でもやってる側も人間だから、仲良いメンバーがいたら自然とそっちと話しがちになると思います。初対面の人と10年来の仲間みたいに振舞えっていうのは、それはそれで無理な話ですよね。

そもそもイベントやるキッカケがなんなのか、という所がポイントなるんだと思いますが、ボクは自分の思ってる楽しいをいろんな人とシェア出来たら嬉しい、というのがイベントやったり出たりのキッカケになるので、すでにシェアできると自分が実感した相手に対してはケアしないことが多いかも知れないです。(呼んでおいてそれはそれで大変失礼な話ですが、その人の「楽しみ力」みたいなものを信用していると思ってもらえるとありがたい。)

コミュニティを広げていくとき、

  • そのコミュニティの楽しさをいろんな人とシェアする
  • できるだけ、一人ぼっち感を感じさせないように配慮する

というのは、とても大事なポイントだと思う。