Facebookを見ていたら、自分の友達を「分類」することができることに(今更ながら)気がついた。
具体的には、以下の4種類にわけられる。
- 親しい友達
- 友達
- 知人
- 他のリスト
この分類は、Facebookで、友人としてつながっている相手の脇にある「友達」アイコンをクリックすることで、設定できるようになっている。
以下が、日本語インターフェースの設定画面
以下が、英語インターフェースの設定画面
この分類、何か意味があるのかな・・・と、少し考えてみたところ、心理学で言う「パーソナル・スペース」と同じような分類であることに気がついた。
- パーソナルスペース (Wikipedia)
- 心理学用語「パーソナル・スペース」 (goo)
Facebookの分類は、おそらくこの4種類を意識して設定されたのだと思う。自分が投稿したデータのシェアも、これら4種類を自分で設定して公開できるようになっている。
これは、まるで実社会の交友をそのまま、オンライン上でトレースしているかのようだ。
Facebookは、もともとはハーバード大学の学生が、学生のために構築した、「友人関係のためのSNS」だったはずだ。SNSというと、ネット上の「友人との交流」のために使うシステム、というイメージがまだ強く残っていると思う。
でも、実際には、友人関係だけでなく、仕事の付き合いや、義理によるつながりもあるはず。オンライン (特にFacebook) は、バーチャルな別世界ではなくて、実世界をトレースした、もう一つの現実なのだなあ、と再認識した。