オフ会(ミートアップ)をより盛り上げる手法、ワールドカフェ

ネットコミュニティの仲間が、現実の世界で顔を合わせて、お話をする 「オフ会」。英語では 「Meetup(ミートアップ)」とも呼ばれる。

ネット上でしか交流がない人と、実際にオンラインで顔を合わせるのは不思議な感覚になることも多い。

普段からコミュニケーションをとっている場合、実際に会っても、いつもどおり話に花が咲くだろう。

では、普段あまり会ったことがない人同士が集まったら? どうやって雰囲気を和らげる?

そんな、交流を盛り上げるために有効な方法の一つとして、「ワールドカフェ」という方法がある。

 

ワールドカフェは、アニータ・ブラウンとデイビッド・アイザックスという、2人によって開発された手法と言われている。

ワールドカフェのルールは、おおよそ以下のとおり。

  • テーブル上に、大きな紙を広げ、参加者が着席する。
  • 参加者はアイテムを持ち回り、アイテムを持った人が発言者として、自分の意見を説明する。
  • 発言者が自分の意見を発表している間、他の参加者は口を挟まず、その発言の聞き役に回る。
  • 発言者が発表した意見は、テーブルの上の紙に内容を書いていく
  • 次の発言者にアイテムが渡り、同じ行為が繰り返される
  • 特に結論を導く必要はなく、自由な意見交換を楽しむ
  • ある程度の時間ごとに、参加者をテーブル間でシャッフルして、参加者同士がまんべんなく交流できるようにする

特に、初対面の人同士が意見交換、交流をするときに効果を発揮するファシリテーションメソッドだ。

詳しくは、ワールドカフェについて書かれたサイト、または書籍を参照してみてください。