コミュニティの定義

コミュニティという言葉は、いろいろな意味で使われる。

以前は地域ごとに形成される地域集団をさし、現在はインターネット上で趣味・実利・興味がおなじ人同士のつながりそのものを指すことが多い。

あらためて、コミュニティの定義を調べてみた。

Wikipediaによると以下のとおり。

  1. コミュニティ(英語:community):英語で、「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。日本語では「地域共同体」が「地域社会」をも意味し得たため、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる(例:欧州共同体、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体、アフリカ連合、米州機構、東アジア共同体(計画中)、国際航空通信共同体)。地域の共同体であることよりも地域住民の相互性を強調する場合、地域コミュニティとカタカナ表記する場合も多い。

  2. ゲマインシャフト(ドイツ語:Gemeinschaft):ドイツ語で、「共同体」を意味する語に由来。地縁、血縁、友情などにより自然発生した有機的な社会集団のこと。共同体組織。共同社会。ドイツの社会学者、フェルディナント・テンニースが、ゲゼルシャフト(ドイツ語:Gesellschaft、機能体組織、利益社会)の対概念として提唱したもの。近代以降の社会や組織の性格を考える上で広く受け容れられている。

  3. 組織の名称の一部として用いられることがある。欧州共同体など。

  4. GREEとmixiなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスのにおいて、掲示板に相当するもの。自身で開設でき開設した本人が管理人となり、レンタ掲示板に類似する。

Yahoo! Japanの辞書検索「大辞林」では以下の通り。

  1. 人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、およびその人々の集団。地域社会。共同体。
  2. 転じて、インターネット上で、共通の関心をもちメッセージのやりとりを行う人々の集まり。
  3. アメリカの社会学者マッキーバー(R. M. MacIver)が定式化した社会類型の一。血縁・地縁など自然的結合により共同生活を営む社会集団。