Facebookの快進撃のウラで、mixiの苦戦があちこちで囁かれている。
mixiにかぎらず、様々なSNSが、活気にあふれていた過去から考えると、信じられないような衰退をたどっている。
一時期はFacebook以上のユーザー数を誇ったMySpace、そして主に東南アジアで大流行したFriendSterもその一つ。
Wired.jpの記事 「どのようにSNSは死を迎えるか:Friendsterで検証」 では、そのFriendsterを例にあげて、SNSがどのような仮定で衰退していくのかを説明している。
文章中では、以下の要素を衰退の原因に挙げている。
- ユーザー間の繋がりの弱体化
- Firndster上の繋がりが、現実社会の一部に過ぎなかったこと
- 上記により、Friendsterのユーザーでいることのメリットが薄くなっていったこと
記事の最後に、「ユーザーの数が多いだけではソーシャルネットワークは生き残っていけない」 という締めの言葉がある。
SNSも、そしてコミュニティにも通用する教訓といえそうだ。
この記事から連想して、SNSについて色々と検索していた際に
という資料を見つけた。
極めて学術的だけれど、研究対象としてのSNS分析がなかなかおもしろかった。
資料中には 「6次の隔たり」 や 「ケビン・ベーコンの神託 (The Oracle of Bacon)」 など、一時期ネット上で話題になったトピックについても触れられている。