SocialFresh というブログメディアで、コミュニティマネージャーに関するインフォグラフィックを見つけた。これがなかなかおもしろいのでご紹介したい。
コミュニティマネージャーへのアンケートを結果を、2012年版、2013年版と、2年連続で紹介している。図中の項目がほぼ同じなので、比較すると、1年間でどれだけ変化があったかが分かる。
なお、アンケートは、ほぼ米国内ででの結果を反映しているようだ。
2012年1月、コミュニティマネージャーにアンケート調査した結果のインフォグラフィック
2013年1月、コミュニティマネージャーにアンケート調査した結果のインフォグラフィック
コミュニティマネージャーの所属先
ブランドサイド、つまりメーカーや製品自体を所有している企業に属しているコミュニティマネージャーは、2012年版は67%。2013年版は79%に増えている。エージェンシー、つまり代理店やマーケティングに属しているコミュニティマネージャーは、2012年の33%から2013年の21%へと、減っている。
ある製品、サービスに関するコミュニティを管轄する場合、組織外の代理店ではなく、組織内に専属の担当者をおく傾向が強まっている。
男女の割合
2013年度の統計では、男性のコミュニティマネージャーが若干増えている。(35%=>39%)
1週間あたりの業務時間
2013年版の統計では、週に40時間以上、コミュニティマネジメントのために時間を費やす割合が64%を超えている。(2011年 42% => 2012年 64%)
1週間の勤務時間のベースが40時間であることを考えると、兼業ではなく専属として働く担当者が、どんどん増えていると考えて間違いない。
年収
2012年版の平均年収は $51,647。(1$=95円として、 約490.6万円 )
2013年版の平均年収は $57,732。(1$=95円として、 約548.4万円 )
年収が約17%増加している。
2013年版のアンケートは、1月24-25日の2日間にわたって、1047人のコミュニティマネージャーから寄せられたデータを元に集計したとのこと。なかなか信ぴょう性の高い母数になっていると思う。
その他、2012年版では以下のような言及がある。
- コミュニティマネージャーが在籍する割合が高いのは、ソフトウェア企業
- 平均年齢30歳
- 31-40歳の年収が最も高かった