「読書」と一致するもの

2013年の目標を立てる

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新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2013お正月

Photo by "PAKUTASO"

2012年の反省に引き続き、2013年の目標を立てました。

  1. 「一歩踏みこんだコミット」を意識する
    • 新しいコミュニティへ参加する
    • 心に余裕をもつ
  2. 英語力をより一層強化する
    1. TOEICで900点を超える
  3. マラソンでグロスサブフォー、ネット3時間50分を達成する
    • 年間1000km以上走行する
  4. 新しい知識、交流を積極的に取り入れる
    • 月に5冊読書をする。小説を毎月1冊読む。
    • 映画を月に1本見る
    • 毎月ごとに予算をつけて、知識・交流のためにお金を使う
  5. 家庭と仕事のメリハリをつける
  6. ダンスを再開する

毎年恒例、2011年に立てた目標を振り返り、どの程度目標達成していたか、確認してみます。
目標の内容は、1年前の記事「2011年の目標を立てる」に詳しく書いていますが、以下の6点でした。

  1. 新しい仕事の開拓、家庭との両立
  2. 簡単なウェブサービスサイトを作り、プログラム・サーバー・フロントエンドのスキルアップ
  3. TOEICはAランク、英検は準一級を突破
  4. ジョギングを100km☓11ヶ月=1100km走る
  5. 読書を9冊☓11ヶ月=99冊(約100冊)読破。漫画は含めず。
  6. 今後の5カ年計画をたてる

以下、自己レビューです。例によって「優・良・可・不可」の4段階で自己評価。

2011年上半期の振り返りと、下半期の目標

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あっという間に半年が過ぎ、今年も残り6か月弱ですねー。

なんだか今年は色々ありすぎて、この半年が数年分に感じます。

ここで、個人的に上半期を振り返って、反省点をまとめ、下半期の目標をつくり直すことにしました。

ちなみに、今年の目標は以下のとおり

  1. 新しい仕事の開拓、家庭との両立
  2. 簡単なウェブサービスサイトを作り、プログラム・サーバー・フロントエンドのスキルアップ
  3. TOEICはAランク、英検は準一級を突破
  4. ジョギングを100km☓11ヶ月=1100km走る
  5. 読書を9冊☓11ヶ月=99冊(約100冊)読破。漫画は含めず。
  6. 今後の5カ年計画をたてる

上半期の達成度は以下のとおり。

  1. 良 無事新しい仕事も決まり、頑張ってます。家庭もまずまず。
  2. 良 ちょっと放置気味ですが、PHP+PEARはだいぶわかった。続きはPEARではなく、RORかCodeIgniterでやりたい
  3. 不可 TOEICの点数が落ちた。 英検準一級は1点足りずに不合格。このままではいけない。
  4. 不可 走れてない。トータル262km。達成度52%。
  5. 不可 全く本が読めない
  6. 可 今後やりたい事の一部は実現し始めている

という感じでした。

2011年2月の読書

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久々に、読書録再開です。2月は10冊でした。

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2071ページ

参議院なんかいらない (幻冬舎新書)

参議院なんかいらない (幻冬舎新書)
小泉内閣時代の「郵政解散」選挙を背景とした、極めて時事色の濃い内容。著者に名を連ねている方々が一癖も二癖もあるひとばかりなので、もう少し深い内容を期待していたので、少々肩透かし気味。俯瞰的な参議院論、参議院分析ではなく、時事放談的な内容に感じられる。
読了日:02月13日 著者:村上 正邦,筆坂 秀世,平野 貞夫


自分をデフレ化しない方法 (文春新書)

自分をデフレ化しない方法 (文春新書)
勝間さんのほか著書同様、ライフハックに満載なのかと思いきや、実は違う。ライフハック的な内容は一章のみで、メインは経済評論家としての勝間さん流デフレ対策論。「」
読了日:02月13日 著者:勝間 和代


伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)
後半、6-8章が個人的にうなずける部分、勉強になる部分が多かったです。図解の矢印にはそれぞれ意味を持たせる。接続詞を多用しない。
読了日:02月13日 著者:池上 彰


キャッチャーという人生

キャッチャーという人生
巨人の村田真一や、広島の達川など、「絶対的なレギュラーがいる集団で、素質的には劣る人間が、どのように一流選手になって、チームに欠かせない存在になっていったか」がまざまざと語られていて楽しい。達川選手大好きでした。 そのへんの中途半端な自己啓発本より、はるかに感じるものが多かったです。
読了日:02月01日 著者:赤坂 英一


小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!

小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!
ネットの世界に入ると、どうしても「新聞」に対して懐疑的になるけれど、それは「新聞が絶対的な情報源」だった時代を知っている人の視点であることを忘れがち。ネットも新聞も雑誌もテレビも、ひと通り触れてみないと、真偽や善し悪しはわからない。子どもがこんど小学生になるので、新聞を取りなおすよい機会だと思った。大事なのはやっぱり「子供への問いかけ」なんですね、きっと。「新聞を取る、読ませる」だけではあまり意味がなくて、「どう思う?」の意見交換が大事。
読了日:02月01日 著者:池上 彰


二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション (幻冬舎新書)

二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション (幻冬舎新書)
「なんでも良いからタイトルを獲る」という決意から、自分を変革していき、ついには大リーガーにまでなった井口選手の語る野球論。プロスポーツ選手が語る「シゴト論」は、とても参考になります。やはり大事なのは日々の積み重ね。
読了日:02月01日 著者:井口 資仁


ツキの正体―運を引き寄せる技術 (幻冬舎新書)

ツキの正体―運を引き寄せる技術 (幻冬舎新書)
オカルトに走らず、勝負師の視点から「ツキ」「運」とは何か、を語った本。ところどころ、松井秀喜の「不動心」や中村俊輔の「察知力」に近い記述があった。ある世界でトップになる人の心構えは、ジャンルこそ違えど、どこか共通している気がする。
読了日:02月01日 著者:桜井 章一


欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)

欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)
写真が多く、デザイン門外漢な自分にもとても分かりやすかった。Helveticaって広く使われている書体なんだなあ。
読了日:02月01日 著者:小林 章,監修=嘉瑞工房


残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
「伽藍とバザール」は、まさにインターネットコミュニティで使われているキーワード。会社という閉じられた枠組みに縛られずに生きる、という論点は同意。 橘玲の著作は、大前提のテーマがあり、その裏付けを取るような細かいエピソードの積み重ねで構成される著作が多い気がする。橘メソッドと呼んでみたいです。
読了日:02月01日 著者:橘玲


「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)

「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)
なんとなく意外に感じるけれど、未納者の増加が年金支払いにあまり影響がなく、年金の仕組みがかなり練られて考えられていることがよくわかった。細野さんの著作は平易で分かりやすいので、個人的にツボに入る本が多いです。
読了日:02月01日 著者:細野 真宏



読書メーター

 

2011年の目標を立てる

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2010年の反省が終わったところで、2011年の目標を立ててみました。

もうすぐ2月なのに、今頃今年の目標かよ!って突っ込まれそうですが。

先日書いたとおり、自分にとってはこれからが2011年のスタートのようなもの。

中国では、2011年の旧正月は2月3日ということもありますし。

というわけで、今年の目標です。

  1. 新しい仕事の開拓、家庭との両立
  2. 簡単なウェブサービスサイトを作り、プログラム・サーバー・フロントエンドのスキルアップ
  3. TOEICはAランク、英検は準一級を突破
  4. ジョギングを100km☓11ヶ月=1100km走る
  5. 読書を9冊☓11ヶ月=99冊(約100冊)読破。漫画は含めず。
  6. 今後の5カ年計画をたてる

です。

2010年に立てた目標を振り返り、どの程度目標達成していたか、確認してみます。

ちなみに、2009年度の振り返りは、こちらの記事「2009年の目標を振り返って、達成度を確認してみる」に書いております。

2010年の目標は、1年前の記事「新年のご挨拶&2010年の目標を立てました。」に詳しく書いていますが、以下の6点でした。

  1. 家庭環境の変化に対応し、家族を助けてうまくリズムを作る
  2. 自分の知識、能力のポートフォリオを見直し、足りない箇所を鍛える
  3. 英語のコミュニケーション能力、文章読解力を上げる
  4. コミュニティ活動の幅を広げる
  5. ジョギングを125km/月、1500km/年 走り、サブフォー達成
  6. 月10冊、年間120冊の読書をする

以下、自己レビューです。「優・良・可・不可」の4段階で自己評価をしたいと思います。

4月にも行った、年頭に掲げた「2010年の目標」の3ヶ月ごとチェック。4-6月期も振り返ってみました。事業で言えば第2四半期に当たります。

今年の目標は、以下の6点でした

1. 家庭環境の変化に対応し、家族を助けてうまくリズムを作る
2. 自分の知識、能力のポートフォリオを見直し、足りない箇所を鍛える
3. 英語のコミュニケーション能力、文章読解力を上げる
4. コミュニティ活動の幅を広げる
5. ジョギングを125km/月、1500km/年 走り、サブフォー達成
6. 月10冊、年間120冊の読書をする

以下、自己評価です。

1. 家庭環境の変化に対応し、家族を助けてうまくリズムを作る

達成度・・・○

ある程度想定はしていたのですが、奥さんが職場復帰=>即転勤、となった4月以降、家庭環境が目に見えて大変になっています。

奥さんが家事、育児に手が回らなくなってきているため、必然的に僕がカバーせざるを得ない状態です。

子供の怪我などありながら、なんとか家庭生活を維持しています。

自分で言うのもなんだけど、かなり家事は切り盛りできているため、合格点の○、としました。

 

2. 自分の知識、能力のポートフォリオを見直し、足りない箇所を鍛える

達成度・・・△

さて問題は、半端なく家庭(主に子供たち)に時間をとられて、ほかのアクティビティにまわせる時間が極端に減っていること。

MTJは、5月以降目に見えて更新回数が減っております。これはまずい。7月からまたエンジンをかけないと。

その他、サーバー系の勉強は思ったほどできず。LPIC受験のめどが立ちません。

3. 英語のコミュニケーション能力、文章読解力を上げる

達成度・・・△

5月にTOEICを受けましたが、思ったほど点数が伸びませんでした。

今回こそ860点越え=Aランクデビューだ、と思っていたのですが、ちょっと肩透かし。英語の勉強方法を再構築する必要を感じています。

達成度は△としました。

 

4. コミュニティ活動の幅を広げる

達成度・・・△

裏でこっそり動いていますが、思ったほどに時間がとれず、こちらも動きはやや中途半端。△としました。

5. ジョギングを125km/月、1500km/年 走り、サブフォー達成

達成度・・・×

ジョギングは壊滅的。

1月の走行距離が90km強。
2月の走行距離が65km強。
3月にいたっては、なんと走行距離が7km

で、4月からはどうなったかというと

4月の走行距離は36.3km
5月の走行距離は42.5km
6月の走行距離は48.2km

と、少しづつ上向きではありますが、正直言って、マラソンランナーとしては「走っていない」に等しい距離であります。前年比50%の減少じゃん。

こちらも7月からねじをまきたいところ。当然自己評価は×としました。

6. 月10冊、年間120冊の読書をする

達成度・・・×

4 月は11冊。
5月は3冊。
6月は、なんと2冊。

ひどいなー、おい。

というわけで、こちらも評価を×としました。

土日を含めて、なかなか外出する時間が作れない自分にとって、読書は自己研鑽、外部の刺激を受ける方法として最良の方法です。

もう少し本を読まないと、自分に対するキックが入りません。がんばらねば。

というわけで、4-6月の自己評価はあまり芳しくないものでした。

次の四半期は巻き返します。

6月の読書記録です。

6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:395ページ

ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)
読了日:06月29日 著者:

英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)
想定読者は多分10-20代、だけど、十分役に立ちました。 知人を引き合いにした事例は、かなり生々しくて、英語話者といっても様々な種類があるなあ、と再認識させられる。「使える英語」って、言葉としてはよく言われるけど、これほど定義が難しいものもないと思う。英語話者に必要なのは「日本語の運用能力」という辺りは非常に納得。
読了日:06月22日 著者:田村 明子

読書メーター

なんと、今月は2冊しか読めませんでした。
子供が怪我をしたり、仕事がパツパツだったり、要因はいくつかありますが、これは情けない。

7月からは、以前のように、しっかりした時間のコントロールを心がけようと思いました。

2010年5月度の読了数は、3冊でした。

5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:648ページ

知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)
読了日:05月05日 著者:香山 リカ

 


ブリッジマンの技術 (講談社現代新書)ブリッジマンの技術 (講談社現代新書)
火山学を専攻する著者が、「専門的な難しいことを、いかにわかりやすく伝えるか」という視点から試行錯誤した、コミュニケーション論のとりまとめ。誰もが感じている「そうそう、コミュニケーションの難しさってこうなんだよな」的な物事が、うまく言語化されていて、うなずく点が多い。
読了日:05月03日 著者:鎌田 浩毅


読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)
「進化論」というタイトルは少々大げさ。勝間和代流の読書術。「自分より少し視点が高い本を選ぶ」といったアドバイスは、なるほど。ただ、どちらかというと「書籍の販売に関するマーケティング実例」と「書店員の皆様に登場いただく=書店自体を勝間和代の味方に取り込む」といった、戦略テスト的な内容が少々目立った。この本の読了前に読んだ「おきていることはすべて正しい」に比べると、少々肩透かしな感じも。
読了日:05月01日 著者:勝間 和代

読書メーター

2010年4月の読書まとめ -勝間和代×香山リカ-

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2010年4月の読了数は、11冊でした。

4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1694ページ

世間のウソ (新潮新書)世間のウソ (新潮新書)
世間に流布されている「常識っぽい物事」について、「論理的に考えるとおかしくないか?」というツッコミを入れていく内容。皆様が書かれている通り、本格的な検証・論駁というより、軽い「ロジカルシンキング遊び」と言った風体。とはいえ、十分に「これってやっぱりおかしいだろー」という気付きが多々ありました。見方を変えればマスコミ・広告批評でもある。
読了日:04月28日 著者:日垣 隆


儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」
視力回復の会社で大成功を収めた後、黒字倒産にいたってしまい、現在は企業コンサルタントとして辣腕を振るう著者の企業再建論。 具体的な目標を描く、数字に落とし込む、目標のための最善策を必死に考える。 結果を出す人が語る言葉は、結局のところこの3点に集約されるのだな、と再確認。
読了日:04月24日 著者:桂 幹人,藤木 美奈子


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/14号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/14号 [雑誌]
半年前に続き、経済特集。鉄板の特集内容。 人民元のレート問題、ギリシャとユーロとPIIGS、アメリカの銀行規正法
読了日:04月24日 著者:

 


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/7号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/7号 [雑誌]
iPadの記事は3ページだけだったけど、魅力は十分伝わってきた。 ローマ法王をはじめとするカトリック教会の聖職者スキャンダルは、日本に住む我々には想像がつかないぐらいスキャンダラスなことなんだなあ。
読了日:04月24日 著者:


語学で身を立てる (集英社新書)語学で身を立てる (集英社新書)
語学で身を立てる予定はありませんが、プロの語学者とはどのような仕事をしているのか、どんな勉強をしているのか、知りたくて読了。語学本である以上に、一級のビジネス本であり、人生論になっている。人との付き合い方、人脈の広げ方は胸に刺さる。想像以上に収穫が多かった。数ヶ国語を自在に操る著者が、翻訳会社を設立してどのようにビジネスを行ってきたかを振り返りながら、語学の学習方法、心構えなどを論述。
読了日:04月22日 著者:猪浦 道夫


怒る企画術! (ベスト新書 265)怒る企画術! (ベスト新書 265)
「自分ならこうするのに」「なぜ自分の企画は通らないんだろう」などのエネルギーを、どのように良質な企画案へつなげるか、を中心に綴った本。奇も衒いもなく、軽妙な文書で、著者が考え実践してきた企画の立て方を解説してくれる。柔らかいけどロジカルな内容。発想のヒント本としても、お薦めできる。著者はテレビ局のプロデューサーで、有名な番組を手がけている(ただ、自分はあまり見ていない番組ばかりでした)
読了日:04月16日 著者:吉田 正樹


起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
自分の運や未来を変えるために、日頃の心構え、行動をどのように律するか、などを、わかりやすく解説した本。フレームワークへの落とし込み方は非常に具体的、かつ実践的で、さすが。いわゆるライフハック本。ただ、しょうがないけど「自分はこれでこうなった」的な「勝間和代成功物語」になっているため、好き嫌いがはっきり分かれる語り口。自分にとっては初の勝間本ですが、ネットの評判よりはずっと中身が詰まってる、と感じました。
読了日:04月16日 著者:勝間 和代


しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
勝間和代さん×香山リカさんが激しい議論を行っていると聞き、読んでみる。激しく共感する箇所もあり、違和感を感じるところもあり。理論的な文章展開はさすがに分かりやすく、読みやすい。全体の論調は「足るを知る」「競争に勝つことに、幸せを見つけることはできない」というもの。意外だったのは、香山リカさんほど著名で名声を獲得していても、幸せ・満足を感じていないのだろうか、そこに虚無感を感じているのだろうか、ということ。
読了日:04月09日 著者:香山 リカ


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/31号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/31号 [雑誌]
「戦争、紛争に国家予算を費やすアメリカと、その狭間を縫うようにビジネスを広げる中国」っていう観点が面白いというか、なるほどというか。
読了日:04月09日 著者:


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/24号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/24号 [雑誌]
日本に対して随分辛らつな書き方。が、ここに書かれているような閉塞感は確かに一部にあるかもしれない
読了日:04月09日 著者:

 


イスラームの世界地図 (文春新書)イスラームの世界地図 (文春新書)
イスラム圏諸国の成り立ち、現状、派閥の違い、国家別の特徴など、ぎゅっと圧縮して1冊にまとめた本。新書ながら非常にコンパクトにイスラム文化の諸事雑多な知識を整理して収録してある。阿刀田先生の「コーランを知っていますか」とあわせて読むとさらに面白い。約10年前の書籍ながら(この感想文は2010年)、イスラム入門書として最適。
読了日:04月07日 著者:

読書メーター

最近読了した「語学で身を立てる」という本がとても面白かったのです。

語学で身を立てる (集英社新書)
語学で身を立てる (集英社新書) 

語学の本、という以上に、人生論としてもビジネス本としても、とても読み応えがありました。

例えば、「語学力があるのに仕事を失う人」という話題があるのですが、著者は具体例をいくつか挙げています。

・納期を守らない人

・手抜きをする人(訳抜けがあったり、原稿の処理が不親切だったりする)

・自分の実力に対して謙虚でない人

私は、せっかく素晴らしい実力を持ちながら、このようなことで仕事を失っていった人をたくさんみてきました。・・・

これは語学でなくても、どこの業界でも当てはまりそうで、胸に刺さります。

・・・というか「だめじゃん、俺」と思う自分が情けない・・・。

 

他にも、翻訳の世界をベースに、様々な仕事論、自己研鑽論が続くのですが、特に自分の心に刺さったフレーズがあったので、少々長いですが引用します。

3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2067ページ

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 1/21号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 1/21号 [雑誌]
Numberが時折特集する「アスリート、スポーツからちょっと離れた特集」はいつも素晴らしい。一流の結果を残した各ジャンルのチームから、それぞれの監督、コーチ、育成スタッフなどのインタビューを交えた「組織論」。どれもこれも含蓄がある言葉ばかり。アスレチックスのGMを務めたビリー・ビーン(「マネーボール」の題材になった名GM)も含めると完璧だったかなー、と思ったりして。
読了日:03月28日 著者:


カラー版 メッカ―聖地の素顔 (岩波新書)カラー版 メッカ―聖地の素顔 (岩波新書)
異教徒は決して立ち入ることができない、イスラム教の聖地・メッカとメディナ。イスラム教に改宗することで撮影許可を得た著者の写真を集めた新書。どの写真も素晴らしいものばかり。イスラム教の祈り、信心、戒律などが写真からあふれ出ている。
読了日:03月28日 著者:野町 和嘉


コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術
MBA的なロジカルシンキングに加え、その事象の背景、意味付けも含めた背景を考慮する「コンテキスト」を考えていこう、という内容。簡単にいうと「場を察したうえで論理思考を行え」ということ。アンチMBA的色彩。いくつかの書評でも書かかれている通り、内容的には「なるほど、でも書かれていることは、みんな、無意識のうちにやっているような気がする」という部分がある。考え方をいかにフレームワーク化するか、パッケージ化するか、という意味では非常に良いお手本。章立てと内容がそれぞれ自説に沿っているため、理解しやすい。
読了日:03月25日 著者:杉野 幹人,内藤 純


ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
著者自身およびインタビューなどから描く、ネット時代の自己アピール術、といった趣旨の書籍。書いている内容はほぼ同意、自分自身もネットによって大きく人生が変わった一人なので、強く共感できる。「自己情報の露出の危険性」を踏まえつつ、いかに「自分に関する情報をコントロールするか」といったところまで踏み込んでいる。 最近、今一度「ネット上の自分の姿、立ち位置」を再構築したいと思っていたところだったので、とてもタイムリーな内容だった。
読了日:03月23日 著者:佐々木 俊尚


察知力 (幻冬舎新書)察知力 (幻冬舎新書)
正直、サッカーにはそれほど詳しくもないし熱中もしていないのだけど、中村俊輔選手のすごさが隅々まで伝わってくる本。サッカーのシチュエーションを「会社」「ビジネス」はもちろん、他の分野に置き換えても十分通用するだけの素晴らしい内容。哲学、日々の心構え、常に前を目指すこと、すべての経験をプラスに変えること、中村選手の全ての姿勢が参考になる。常に日本代表で活躍し続けることができるのは、日々の努力があってこそ。松井秀樹選手の「不動心」を思い出した。一流の人々はみな同じ姿勢、同じ哲学を持っている。
読了日:03月20日 著者:中村 俊輔


STUDY HACKS!STUDY HACKS!
他のHakcs,ノウハウ系の本と比べて、小山さんの著書が面白いのは、この書中でも書かれている通り「知識の構造化」があるせいだと思う。単純なノウハウやただ集めても、それは単なる「ちょっとした生活の知恵」止りで、それ以上になかなか昇華しにくい。 コーチングサイトは面白い、後でアクセスしてみる。
読了日:03月18日 著者:小山 龍介


分権時代の街づくり分権時代の街づくり
西東京市の誕生を軸に、田無市長だった著者が地方自治について語る本。自費出版で有名な「文芸社」刊行なので、客観性については一歩引いてみなければいけないと思うのだけど、田無と保谷の合併から見る地方自治論は一読の価値あり。地方自治についての本を見る度に思うのは「地方への分権って結局、金と権力の分配論」だと思うのだけど、それらがなんなのかが、僕のような門外漢には見えてこない。キーワード:財政力指標、政府保証債務、吉祥寺減少、都市の西北発展
読了日:03月17日 著者:末木 達男


「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)
ホワイトカラーと総称される事務職、管理職の危機を訴える本。正直、ここに書かれている以上のことを経験してしまっているので、あまり驚きはないけれど、一般的な企業勤め、特に中-大規模企業に新卒からずっと務めている人には響く内容だとは思った。ベンチャー企業の人材から見ると、また変わった感想になると思う。
読了日:03月15日 著者:深田 和範


見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
企業に属する社員とその活動を以下に「実物のものとして理解できるようにするか」のハウトゥ本。前半は著者が考える「見える化」の仕組みとサイクル、後半は各企業の実例を交えたケーススタディ。つまるところ「見える化」=「社内外のコミュニケーションメソッド」とも言い換えることができるような気がした。
読了日:03月10日 著者:遠藤 功


コーランを知っていますか (新潮文庫)コーランを知っていますか (新潮文庫)
おそらく日本で一番読みやすいコーラン入門書。コーランは元来アラビア語でしか読むことを許されず、翻訳も許されていなかったそうで、多言語に訳されたのは比較的歴史が浅いそうだ。そのせいもあって、日本に住む我々は「コーラン」の名前は知っていても、内容は全然知らない。そんな我々に、「コーランとは何か」を理解する糸口を与えてくれる本。「旧約、新約聖書」などのダイジェストも手がけてきた氏だからこそ、キリスト教、ユダヤ教徒の差異を分かりやすく対比できるのだろう。
読了日:03月05日 著者:阿刀田 高

読書メーター

早いもので、あっという間に4月ですね。

2-3月は、奥さんが育児休暇から職場に復帰したため、いろいろと慌ただしい日々でした。特に3月は、仕事もタフな日々が続き、なんだか新幹線にのっているように、時があっという間に過ぎていきました。

さて、今年は、年頭に掲げた「2010年の目標」について、3ヶ月ごとにチェックしてみようと思います。

まずは、1-3月期。事業で言えば第1四半期に当たります。

今年の目標は、以下の6点でした

1. 家庭環境の変化に対応し、家族を助けてうまくリズムを作る
2. 自分の知識、能力のポートフォリオを見直し、足りない箇所を鍛える
3. 英語のコミュニケーション能力、文章読解力を上げる
4. コミュニティ活動の幅を広げる
5. ジョギングを125km/月、1500km/年 走り、サブフォー達成
6. 月10冊、年間120冊の読書をする

以下、自己評価です。

2010年2月の読書まとめです。

2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1084ページ

パレスチナ (文春新書)パレスチナ (文春新書)
国際ジャーナリストとして活躍する著者による、2004年時点でのパレスチナ情勢についての解説。パレスチナ問題は結局のところ、宗教・信仰とそれに伴う土地問題だとは思うのだが、ここまでこじれた現在の状況で解決策はあるのだろうか。 そもそも中東情勢についての知識が少ないので、書評をできるレベルではないが、ほかの本も含めてもう少し深堀したい。今年の読書目標の一つ。
読了日:02月25日 著者:芝生 瑞和


「超」効率HACKS!「超」効率HACKS!
小山さんたちの、ほかの著書を大判でまとめた(だけの)本。一時期、出版業界では「よく分かる○○」と称して、書籍の内容を大判で再編集・見やすい図を加えて出版、という流れが流行った時期があった。本書も、いかにもその流れに沿って立ち上げた企画、という感じ。 内容的には面白いけど、すでに書籍を読んでいた場合はあまり見る必要がないような。
読了日:02月22日 著者:原尻 淳一,小山 龍介


ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
「記者クラブ」という存在に徹底的に焦点を当てて、その旧弊による新聞ジャーナリズムの問題点を鋭くえぐった新書。上杉隆さんの名前は良く聞いていたが、まとまった文章を読んだのはこれが初めて。剛毅なジャーナリストなのだなあと改めて再認識。別視点から書かれた記者クラブに関する批評を読んで、クロスで評価してみたくなった。また、著謝自身の著作物と、上杉隆さんというジャーナリストに関する著作物をあわせて読んでみたい。
読了日:02月19日 著者:上杉 隆


なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)
縮小する市場の中で、右肩上がりに売り上げを伸ばす方法論。 ハーレージャパンの成功は「販売ビジネス」ではなく「コミュニティビジネス」といってもよさそう。ネットにおける口コミマーケティング、コミュニティマーケティングにものすごく近い気がする。 日本市場で、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続ける、ハーレーダビッドソンジャパンの秘密に迫る、といった趣旨の内容。 文体には今一つ馴染めなかったけど、中身は詰まっている。ハーレーに関する他の書籍もぜひ読みたい。
読了日:02月10日 著者:水口 健次


新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
出版畑に属しながら、日本版Wiredを立ち上げ、ネット上の編集・情報発信に深い造詣を持つ、旧来的な出版メディア構造の限界について語った一冊。佐々木俊尚氏が毎日新聞出身で、新聞とネットの間に横たわる深い溝を語れば当代一品であるように、出版とネットについては「こばへん」こと著者の横にでる物はない。同じような業界にいたものとして、すべての言葉がリアルそのものに感じられる。「出版はコミュニティ生成」という趣旨には大いにうなずける。
読了日:02月03日 著者:小林弘人

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