「ニューヨーク」と一致するもの

PM5時過ぎに起き、急いで地下鉄に乗り、ブロードウェイに向かう。ミュージカル「CHICAGO」のチケットをオンラインで手に入れていたのだ。

CHICAGOの看板

本当は、ミュージカル好きの同僚がお薦めする「The Book Of Mormon」を見るつもりだった。2011年のトニー賞受賞ミュージカル、そしてあのアニメ「サウスパーク」の制作チームがプロデュースする舞台、ということで、ぜひ見たかった。

ところが、やはり人気があるようで、ニューヨーク滞在期間中の空席が確保できなかった。

ブロードウェイの舞台は、ぜひ鑑賞してみたかったので、映画で見たことのある「CHICAGO」を選んだ。映画版とブロードウェイの舞台はどう違うか、見比べてみようと思ったのだ。

PM5時過ぎに起き、急いで地下鉄に乗り、ブロードウェイに向かう。ミュージカル「CHICAGO」のチケットをオンラインで手に入れていたのだ。

僕はこれまで、ブロードウェイは、劇場がたくさんあつまる地域の名前だと思っていた。

しかし、それは勘違いだった。ニューヨークの地図を見ると、マンハッタン島の南北ににわたって、ブロードウェイという名前の道が通っている。もともとブロードウェイは、マンハッタンの目抜き通りの名前だったようだ。それがいつからか、現在の「ブロードウェイ=ミュージカルのメッカ」というイメージに置き換わったらしい。

せっかくなので、CHICAGOが上演される Ambassador Theatre の最寄り駅の手前で降り、マンハッタンを散歩することにした。

Brooklyn Fleaから宿へ戻る途中、「67Burger」というハンバーガー屋さんでハンバーガーを食べることにした。

ブルックリンに滞在することが決まった後、ハンバーガー屋さんの情報を求めて検索していると、こんな記事を見つけた。

記事によれば、67Burgerは、かなり美味しいらしい。調べると、今回滞在したOneHundredから歩いて数分。これは行かない手はないと思い、ぶらりと入ってみた。

MTCafe Tokyo (2012 Winter)開催のお知らせ

久々にMTCafeを開催します

MTCafe Tokyo

久々にMT Cafe Tokyoを開きます!今回は12月8日(土)、14時から、赤坂で行います。

MTCafeとは

MTCafeとは、Movable Type (以下MT) ユーザーのオフ会です。

  • 仕事でMTを使っている方
  • 個人のブログでMTを使っている方
  • 以前にMTを使っていた方、あるいはこれから使ってみようと思っている方

MTに興味をお持ちの方なら、どなたでも参加できます。気楽に、お茶を飲みながら情報交換して、交流を深めるオフ会です。

詳細はこちらをご覧ください

MTCafe Tokyo 2012 Winterの内容

今回は、少々趣向を変え、以下の形式で行います。

  • ミニ「アンカンファレンス形式」で行います
  • 最初に、ニューヨークのイベント「Movable Type Idea Exchange in New York」についてレポートさせていただきます
  • 終了後、「忘年会」を開きます

ミニ「アンカンファレンス」について

FBHD unconference board

アンカンファレンスとは、参加者が、その場で話したい内容を決め、時間単位で発表内容を決めていく方式のカンファレンスです。ミニプレゼンテーション、といった趣きのあるライトニングトークより少し長く、また参加者同士の意見交換、議論が行われるのが特徴です。

(アンカンファレンスについては、IT戦記さんのブログ記事に詳しく書かれていますので、ご参照ください)

今回は、受付当日に、話したい内容がある方の申し込みを受けつけ、当日に内容を決めていきます。1回15分-20分程度のセッション時間を用意しますので、どしどしお申込みください。その場ののりで、話したい内容を決めて、資料なしでその場で話してもOKですし、事前にきちんと話したい内容を考えて、資料を作ってきてもOKです。

また、内容も、Movable Typeに限らなくても結構です。お越しになる方は、MTを使っている、興味がある方同士ですので、MTをベースに、プラスアルファで交流を広げてください。html、JavaScriptの話。サーバーの話。お仕事の話。あるいは、全くITと関係ない話でも (良識の範囲内であれば) 大丈夫です。

また、当日にかぎらず、話したい内容がある方は、事前に受付しますので、僕あてに気軽にご連絡ください!

(なお、会場は一箇所のみで開催します。だから「ミニ」アンカンファレンス、と名づけましたw)

Movable Type Idea Exchange in New York

Movable Type Idea Exchange

10月に行われた、Movable Type Idea Exchangeについて、レポートをさせて頂きます。このイベントについては、すでに会社のブログ記事で詳細を書かせていただきましたが、記事では書けなかったことを中心に、もう少し色々と話をしたいと思っています。アメリカのMTユーザーについて、ぜひお話させてください。

終了後、忘年会を開きます

飲み会

MTCafe終了後、忘年会を開く予定です。MTCafeのみの参加でも、忘年会のみの参加でも結構ですし、もちろん両方参加でもかまいません。

忘年会については、別途詳細情報を告知の上募集を行いますので、少々お待ちください。

以下、イベントの詳細です。特に、今まで参加したことがない方、全然怖くないイベントですので、ぜひご参加お待ちしております!

プロスペクトパークのジョギングが終わったあと、シャワーを浴びてブルックリンを散歩することにした。ブルックリン滞在が決まってから、当地のことを色々調べていたときに密かにチェックしていたイベントがある。ブルックリンでは、土日にフリーマーケットが行われており、熱く盛り上がっているらしい、ということ。名前は「Brooklyn Flea」というらしい。

Brooklyn_Flea

滞在先の管理人さんに、Brooklyn Fleaのことを聞いてみると、ブルックリンのみならず、ニューヨーク、ひいてはアメリカでも注目されているフリマらしい。曰く、以下のような特徴があるとのこと。

  • ブルックリンのあちこちで行われている。曜日によって開催場所が異なる。
  • 屋外の会場もあるし、教会のような屋内の会場で行うこともある
  • 運営がきっちりしている。開始時間、終了時間が厳密に守られている。出店者のチェックが厳しく、開始時間に間に合わない、あるいは出店予約をしながら不参加など、運営に対して不誠実な場合、以後の出店を禁止するなどの措置をとっているようだ。
  • ここから、全米に知られるブランドに発展した店舗もある。People's Popというブランドが最近注目されているが、ここもブルックリンのフリーマーケットから有名になったらしい。

昼食を食べるまでの間、ぶらっとフリーマーケットを眺めに行く事にした。

ニューヨーク2日目、少し早起きして、朝食後にジョギングをする。ブルックリンパークから、プロスペクトパークを1周。ログはこちら。

http://runkeeper.com/user/Nicksmallworld/activity/124568200

プロスペクトパークの入り口では、朝市のようなマーケットが開かれていて、沢山の人出だった。

この日はプロスペクトパークのあちこちで、ロックの曲が聞こえてきた。路上のあちこちにアンプが置いてあり、結構な音量でロックを流している。ある場所では、ちょうどトーキングヘッズのサイコキラーが聞こえてきた。懐かしい。

また、なぜか給水所があり、ゼッケンをつけた人が水をもらっている。僕にも「Water!」といって水をすすめてくれた。せっかくなので、コップを受け取って飲ませてもらう。

あとで調べてみると、ちょうどロックンロールマラソンというイベントが行われていたらしい。

Rock'n Roll Marathon Series NewYork

写真を見ると、かなりの参加者がいたようだ。僕はちょうど、レースの終わり際にジョギングに来たらしく、そのため給水所も残っていたらしい。こんな面白そうなイベントがあったとは。一度参加してみたい。

プロスペクトパークは、セントラルパークを設計した人と同じフレドリック・オムステッドとカルヴォート・ヴォクスという人物によって設計されたらしい。非常に広々としていて美しい公園だった。ブルックリンの街も道幅が広く、走りやすかった。

ブルックリンの歩道

ブルックリンの歩道は道幅がひろい。場所によっては幅4mぐらいあって、らくらく走れる。

プロスペクトパークの中はジョギングを楽しむ人がたくさんいた

プロスペクトパークの中はジョギングを楽しむ人がたくさんいた

トップ・オブ・ザ・ロックで夜景を見た帰り道、ヒルトンホテルの前に移動して、屋台「Halal Cart(ハラルカート)」に立ち寄る。

Halal Cart

同僚のブログ記事で見てから、ニューヨークに来たときは、ぜひ一度食べてみようと考えていた料理。最近流行り始めたお店かとおもいきや、登場からすでに4,5年経っているようだ。インターネットで検索すると、実際に食べた人のレポート記事がたくさん見つかる。ニューヨークのクチコミガイドにも、レストランガイドのカテゴリで紹介されている

ヒルトンホテルの前に移動すると、長蛇の列ができていて、すぐに屋台が見つかった。この日も行列が途切れず、次々に客が現れては行列に並んでいた。本当に人気が高いらしく、ヒルトンホテルの近くに、いくつか同種の店が屋台を開いていた。しかし、やはり元祖が一番人気があるらしく、周囲の屋台はあまり人が入っていない。

ロックフェラー・センターの展望場、「The Top Of the Lock」に登ってみる。多少の行列はあるが、チケットは苦もなくすぐに買えた。

ビルの壁面では、ロックフェラーの業績の数々が写真とともに紹介されていた。あまり時間がなかったので、詳しく見ずに展望場まで登る。

最初の宿、TheOneHundred(ワンハンドレッド)に到着。

今回の旅行は

  • 前半の有給休暇中・・・個人で手配した、ブルックリンの宿
  • 後半の仕事中・・・会社が手配した、マンハッタンの宿

と、前後半で宿が変わる旅になっていた。

ワンハンドレッドは、ブルックリンにあるB&B (Bed and Breakfast) 。B&Bとは、夜の寝室と朝食を提供する、簡易な宿屋のようなもの。

ワンハンドレッドは日本人の方が管理人をしていて、宿泊客もほぼ日本人だった。宿の雰囲気は、日本で例えると、原宿にある古いアパートのような場所を、そのまま宿泊所に使っている感じ。でも、建物の作りはしっかりしていて、室内も綺麗で、快適だった。

今回は3日間スイート、その後一泊はスタンダードにへやをかえることになっている。スイートは室内にバスとトイレがある。スタンダードはバスとトイレが共同だった。

部屋はこざっぱりしていて、良い感じ。綺麗すぎず、カジュアルすぎず。

ワンハンドレッドのスイート

写真はスイートルームの様子。暖房、間接照明、タンスなどが設置されてあり、居心地は良い。

ワンハンドレッドのリビング

リビングでは、毎朝、宿泊客が集まって朝食を食べる。宿泊客同士で話すこともあるし、管理人のMさんと情報交換することもある。僕は宿泊中、Mさんに、かなり面白い情報を教えていただいた。感謝。

ちなみに、毎朝の食事はこんな感じだった。

13日の朝食

13日の朝食、フレンチトースト。美味しかった。

14日の朝食

14日の朝食、スープと野菜ピタサンドみたいなもの。美味しかった。

15日の朝食

15日の朝食、ニョキと生ハムサラダ。美味しかった。

16日の朝食

16日の朝食、野菜とハムのサンドイッチ(だったかな)。美味しかった。

宿泊客は、僕以外はほとんど女性だった。一人旅の方もいれば、女性2人組もいた。近くのギャラリーで個展を開くことになって、ここに宿泊することにした、という方もいらっしゃった。

NYに旅行することが決まった時、宿の手配が直前になったため、手頃な値段の宿がなかなか見つからなかった。トリップアドバイザーなどで、ハーレムあたりにあるヨーロッパ人相手のB&Bを予約しようか、などと考え、問い合わせをしていた。

結果的には、日本人の方が経営する宿に泊まって正解だったと思う。今から考えると、初めての海外一人旅で、外国人が経営するハーレムのB&Bに泊まっていたら、いろんな意味でめちゃくちゃなことになっていたかもしれない。

部屋にチェックインしたあと、風呂に入る。風呂あがり、あまりの疲れに、眠るってしまう。14-16時まで睡眠。

空港から宿のあるブルックリンまで移動。JFK空港から、ニューヨークまではいくつかの移動方法がある。

最初は地下鉄で移動しようと考えていたが、今回は宿の方のアドバイスで、エアトレイン+LIRRで移動する。地下鉄は頻繁に運用変更や遅延が起こるから、とのこと。エアトレインは日本で言うとモノレール。LIRRは、WikipediaによるとJR東日本のようなものらしい

最初はあまり信じていなかったが、今回の滞在中に、地下鉄の運行がころころ変わることをあとで思い知った。NYの地下鉄は本当に運用編呼応が多い。例で言うと、銀座線に乗って浅草に向かっていたはずが、表参道でいつの間にか千代田線の経路に変わり、柏まで綾瀬まで行ってしまった・・・なんてことが本当に何度か起こった。これはまた後日。

エアトレインの路線図

NYの切符売り場

エアトレインでジャマイカ駅というところまで移動して、その後ロングアイランドレールロード(LIRR)でアトランティックターミナルへ。天気予報では晴れのはずだったが、ジャマイカ駅は曇り。さらに風が強く、非常に寒い。立っているとぶるぶる震えそうになる。当たり前だけど、人種が多種多様。アフリカンアメリカンの多さに驚く。ただ、若干骨太な感じはするが、体の大きさは日本人とあまり変わらない。チケットの買い方、入れ方、線路表や時刻表の見方が今ひとつわからないため、戸惑ってしまう。

ジャマイカ駅のホーム

今回、久しぶりにインターネットや携帯電話からシャットアウトしたくて、モバイルWifiやローミングなどの対策を行わずに渡米した。インターネットに繋がらない環境はとても久しぶり。なんとなく手持ち無沙汰になる分、アウトプットをしたくなる。写真をとったり、見て感じたことをメモにしたり。昔、携帯電話がないころは、こうやって隙間時間をつぶしていたんだっけ、と、ふと昔を思い出してみる。

なんとか目的地のブルックリンに到着したのは、13:00頃だった。

11日、夜遅くまでNY行の準備。少々寝不足気味で飛行機に乗り込むことになる。
朝早起きして朝食を取り、自宅を出発。少しどきどきするような、家族としばらく離れることになって寂しいような。

成田空港までは、吉祥寺からリムジンバスを使って移動することにした。バスは心地良かった。道路が混んでいて、果たして間に合うのかな? と少し心配だったが、吉祥寺から1時間半で到着。予想外に早い。

12日の11:00、予定通り離陸。

今回は全日空でのフライト。座席の装備がなかなかすごい。全日空の機内映画はラインアップが豊富。映画だけで50タイトル以上、アニメも、日本のテレビ番組もある。しかも、オンデマンドで、好きなときに好きな映画が見られる。これなら、機内でたっぷり映画を見るために、睡眠をとっても良かった気がする。モニターに一瞬マウスがでているところをみると、Windowsを使っているようだ。USB用の充電プラグかある。座席が狭い以外はいろいろ快適。エコノミーでちょっと窮屈だけど、いろいろと便利。

ANA機内食 牛丼

機内食、牛丼。なかなか美味。


アベンジャーズを鑑賞。面白かった。ぐっときて涙が流れそうになる箇所が少しあった。ヒーローが確執を超えて、共通の目的のために立ち上がる、というプロットに弱いのかも。

なかなか、眠れない。寝不足のはずなのに。かれこれフライトから4時間たっている、眠らないとまずい。
寝酒にワインを少し飲んで睡眠を試みる。30-1時間ほどウトウトしたが、眠れない。完全に睡眠のタイミングを逸してしまった様子。

しょうがないので映画を見る。ロック・オブ・エイジズ。単純だけど、曲が馴染み深いものが多くて楽しかった。トムクルーズのいかれっぷりとキャサリーンゼタ=ジョーンズの飛ばしっぷりが最高。登場人物はロックに関係ある人物か、後で調べたい。

スラムドッグミリオネアを見る。

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]
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大傑作だった。でも、とても悲しい物語でもあった。最後のダンスに幾分か救われた気がするけど、生まれた環境による運命は変えることができるのかな。物語の冒頭から主人公の人生を振り返って行くくだりは、市民ケーンそっくりだ。監督のダニーボイルについて調べたい。

機内の窓から見たアメリカの大地

アメリカ時間の12日09:00、日本時間の22:00。頭痛がして、肌が少し荒れ始めた。寝不足の悪影響。アメリカに行くときは、前日たっぷり睡眠をとって、機内は寝ずに徹夜するぐるくらいの感覚が一番良いかもしれない。

ニューヨークの12日10:30、予定通り到着。少しのズレもなかった。飛行機からおりるとき、スニーカーの紐がきつくて緩めないと履けなかった。フライト中に足がむくんだせいかもしれない。

税関で30分くらい並ばせられる。なかなか入国できない。散々並んで、通過はものの2分程度だった。指紋と顔写真を取られて終了。

JFK空港はどれぐらい大きいのか、と思いきや、ターミナルごとにビルディングが別れていて、一つ一つはとても小さい。ANAが到着した第7ターミナルは、青森空港ほどの大きさだった。ターミナル同士をつなげると、とても大きい。

JFK空港

私事ですが、今度ニューヨークに行くことになりました。

Lady_Liberty_at_Sunset_New_York_NY.jpg

海外に行くのは新婚旅行以来、10年ぶりです。パスポートも期限が切れてしまったので、取り直しました。基本的に仕事ですが、個人的な休暇を数日とって、ニューヨークをいろいろと散策してこようと思います。

ニューヨークに行って、やりたいことはなんだろう・・・と考えたところ、以下の3つが思いつきました。

  • セントラルパークをジョギングする
  • クラブで現地のダンサーとダンスバトルする
  • マンガ「バナナフィッシュ」で、最終回に出てきた図書館を訪ねる

村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読了しました。

これがとても面白く、いちいち共感できたので、ぜひ紹介をさせて下さい。

走ることについて語るときに僕の語ること
走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること」とは、どんな本なのか

小説ではなく、エッセイでもない、不思議な作品です。

あえてひとことで言うと、

・村上春樹が参加した、2005年のニューヨーク・シティ・マラソン前後の、練習記録

になります。

練習記録というのが一番しっくり来るのですが、ランナーなら誰でも感じる、言葉にできない「感覚」を、みごとに言語化している、たぐいまれな作品です。

2010年1月の読書まとめです。

1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2012ページ

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
アメリカに住んでいる映画評論家の著者による、「なぜアメリカはこんなことになってしまったのか」というショートエッセイ集。単なる社会評論にとどまらず、テレビや映画、政治、宗教、経済にいたるまで、アメリカの様々な「問題」が切り取られている。学術的なアメリカ評論とは違い、読みやすい文体で、内容は多岐に渡る。新聞の風刺漫画をエッセイで読んでいるような感覚。皆様が書かれているように、なぜアメリカはここまでおかしくなってしまったのか。
読了日:01月29日 著者:町山 智浩

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
利益モデル、プロフィットモデルを23のパターンに分けて小説仕立てで解説する内容の書籍。ビジネスモデルのフレームワーク、という考え方はありそうで今までなかった。これらの基本構造を理解するだけでも、自分が所属する、あるいは自分が興味を持つ企業のビジネスモデル、利益モデルを分析できそうな気がする。 実際に大変なのは、リアルに分析した上でどのパターンに当てはまるかを客観的、現実的に分けることだけど・・・ 文中紹介されている宿題本も読みたくなるものばかり。
読了日:01月27日 著者:エイドリアン・J・スライウォツキー

手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks
小山龍介さんの「TIME HACKS」が面白かったので、タイトルから同系統シリーズかな?と思ったが違って、少し肩透かし。手帳を利用する際のちょっとしたTIPSをまとめてみた、といった趣の一冊。ネタ帳としてはありなんだけど、「HACK」とまでいえるかどうかは正直微妙かな・・・。
読了日:01月22日 著者:Workhack Project

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
素晴らしいの一言。「教科書」とつけていることからも分かるとおり、可能な限り資料を集めて、事実を中心にマイケル・ジャクソンの生涯を追っている。周囲の人々との関係、そして出来事などを冷静な視点でまとめつつ、あふれるばかりの愛情を隠さず記した書籍。音楽ライターでも編集者でもない、ミュージシャンである著者が(ミュージシャンだからこそ、持ちうる視点によって)まとめたところに比類ない価値があると思う。マイケルについて知りたいのなら、一も二もなくお薦め。
読了日:01月21日 著者:西寺 郷太

アメリカ世界を読む (創成社新書)アメリカ世界を読む (創成社新書)
オバマの就任演説をキーとして 「2009年時点のオバマの政策評価」を振り返り、アメリカのターニングポイントとなった出来事をトピック的に分析するといった趣旨。「信仰」と「実益」をベースに、各時代の大統領と要人の行動・判断を分析していて、面白いです。データが満載で読み応えがあった。著者は民主党の外交ブレーンとのこと(2010年時点)
読了日:01月19日 著者:川上 高司

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]
中村俊輔選手(サッカー日本代表)の学生時代からのノートが本人のコメントとともに紹介されていて、その内容がとてもすばらしい。同社が刊行した書籍の宣伝的記事でもあるようだが、この特集記事だけでも十分に一見の価値あり。スポーツ界で実績を残した選手たちのノートが紹介されていて、いずれも見ごたえ十分。自分のノートのとり方、考えのまとめ方がいかに浅いか思い知らされる。ノートをとったら必ず一流の選手になれるとは限らないけれど、一流の選手が記したノートはやはりものの見方、情報の分析、考えのまとめ方などに輝きがある。
読了日:01月13日 著者:

早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)
早慶両校の設立と発展の経緯をコンパクトにまとめて解説した本。
読了日:01月13日 著者:橘木 俊詔
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]
分からないこと、調べたいこと。アメリカとイランの利害関係、両国間の問題。現政権とホメイニ師当時の政権との関係と違い。フランスの他民族国家化、もしかしてアメリカと同等かそれ以上に人種の坩堝と化しているのでは。Facebookで農場整備のゲームがはやっている→mixiと一緒。どちらが早いのか。結局SNSのマネタイズサービスって世界各国どこでも一緒なのかな。
読了日:01月11日 著者:

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]
溜池通信の発行者、吉崎達彦さんが書いていたが、新聞の風刺コミックは現地の一般人のものの見方や考え方がダイレクトに分かるという意味で、とても貴重な資料だと再認識しました。数々の1コマ漫画を見ていると、アメリカと世界の動きが凝縮されているのが良く分かる。
読了日:01月11日 著者:

波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る
バンガード(アメリカの著名なインデックスファンド)を設立し、Time誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた著者による、投資哲学と人生の価値観に関する提言の書。ウォール街で輝かしい実績を上げながら、昨今のアメリカ金融業の「行き過ぎたマネーゲーム」を徹底的に批判し、金融業の本来あるべき姿を訴えかける前半。お金、仕事を通した人生観を語る後半。いずれも読み応えあり。投資においてはインデックスを打ち負かす運用は存在し得ないこと、投資手数料が投資家の収益を圧迫することを繰り返し記述している。
読了日:01月06日 著者:ジョン C ボーグル

2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)
二部構成になっており、一部が既存マスメディアとインターネットメディアの現状をまとめたもの。二部が、これまでを踏まえたうえで今後どうなっていくか、という予測。予測はおおまかに「こうなるだろう」という概観のため、具体的な細かい記述を伴ってはいないが、うなずける箇所が多い。引用されているデータが豊富で、俯瞰的なまとめが多く参考になる。文中に佐々木俊尚氏への言及があったが、同氏の著作「2011年新聞・テレビ消滅」の「メディアの3層構造」とあわせて読むと、より一層現状のマスメディアの構造的な問題が理解できるように思
読了日:01月03日 著者:坪田 知己

読書メーター

日曜午前中、うちの子供は、戦隊物や仮面ライダーと一緒に、よく「フレッシュプリキュア!」を見ています。

一緒に見ているうちに、親である僕もはまってしまいました。せつながイースからキュアパッションに変わっていく一連のエピソードなど、結構泣けるストーリー展開で、思わずぐぐっとのめりこむように見ておりました。

さてこの番組、知っている人は知っていると思いますが、エンディングで、CGのキャラクターがダンスを踊ります。

放映開始から、7月までのエンディングはこういうダンス