すっかり一般化した「クラウド」とか「クラウドコンピューティング」っていう言葉。
去年ぐらいから、技術系のニュースやブログで頻繁に登場してます。
そして、同じぐらい聞かれるのが
「そもそもクラウドって、ASPやSaaSと、どう違うのよ」
という質問です。
自分なりに「クラウドってつまり、こういうことだよね」っていうのをまとめてみました。
■ クラウドとASPの違い
Wikipediaによると、クラウドコンピューティングは
「ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理をネットワーク経由で、サービスとして利用する。」
と書かれております。この範囲では、昔からいう「ASPサービス」や「SaaS」と変わりません。
図で言うとこんな感じですね。
昔は「シンクライアント」なんてキーワードもありました。
さて、Wikipediaにはこうも書かれています。
「通常はオープン標準に準拠したソフトウェアや、ユーザー数や処理量の増減に対応できる仮想化技術が使用されるが、Googleなどはスケーラビリティ確保のために自社独自開発されたグリッドコンピューティング技術などを多用している。」
この
「グリッドコンピューティングの上で動くASPサービス」が、現在の「クラウド」と言われているようです。
久々にMTネタです。内容はタイトルの通りです。
たまたま表示の必要があって調べたところ、MTにおいては
「検索結果 全7ページ中 5ページ目を表示」
と表示する機能はデフォルトで備わっておりますが、
「検索結果 全95件中 21-40件目を表示」
という、いかにも需要がありそうな表示を実現するタグ類は有りませんでした。
同じように悩む人もいらっしゃると思ったので、サンプルコードを記述します。
<mt:Ignore>○件中 ○-○件 表示のための変数取得 </mt:Ignore>
<mt:SetVarBlock name="current"><mt:CurrentPage /></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="maxresult"><mt:SearchMaxResults /></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="last_page_num"><mt:GetVar name="current" value="$maxresult" op="*"></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="SearchResultCount"><mt:SearchResultCount /></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVarBlock name="first_page_num"><mt:CurrentPage /></mt:SetVarBlock>
<mt:SetVar name="first_page_num" value="1" op="-">
<mt:SetVar name="first_page_num" value="$maxresult" op="*">
<mt:SetVar name="first_page_num" value="1" op="+">
<mt:Ignore>変数取得 ここまで</mt:Ignore>
<mt:SearchResultCount />件
<mt:Unless name="SearchResultCount" eq="0">中</mt:Unless>
<mt:Unless name="SearchResultCount" eq="0">
<mt:Var name="first_page_num" />―
<mt:If name="last_page_num" ge="$SearchResultCount">
<mt:SearchResultCount />
<mt:else>
<mt:var name="last_page_num">
</mt:If>件
</mt:Unless>
上記のソースを、検索結果のテンプレートに貼りつければ、表示されます。
こんな感じになります。
■ジェネラリスト(会社員)からスペシャリスト(専門家)へ
今年に入ってから読んだ本の中で、立て続けに
「これからはジェネラリストではなく、スペシャリストとして生きる時代だ」
といった趣旨の文章を何回か見ました。
ここでいう「ジェネラリスト」は、いわゆる「会社人間」のことで、
「事務的なスキルは満遍なくあるが、何か「手に職」になるような、専門的な技術は持たない人」
を指しておりました。
「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書) 
も然り、
ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書) 
も然り。
「ネットがあれば履歴書は要らない」で、著者の佐々木俊尚さんは、以下のように述べておりました。
これでは社内でいくら仕事ができようとも、他の企業に入れば、まったく意味がないことになる。仮に会社の経営が厳しくなったとき、これでは転職しようにも誰にも相手にしてもらえない状況が待っているだけだ。ジェネラリストといっても、しょせんは勤務先の会社の中だけで成り立つジェネラリストであり、本当の意味でのジェネラリストではないのだ。
だからこそ、エキスパートになる必要があり、これから訪れるであろう時代に備えなければならない。先ほども書いたように、昨今の転職市場で求められる人材は、エキスパートであることは間違いない。転職での面接の際、「僕は営業も人事も総務も経理も、一通り経験し、社内ではチームワークを大事にやっていました」といっても、何のとりえもない人にしか見えない。そんな人物を企業が雇いたいと思わないのは当然のことだ。
それならば、「ずっと経理部に所属し、経理に関しては誰にも負けないと自負している」と面接官に伝えたり、「○○というシステムを使いこなします」と具体的な専門性を伝えることの方が、企業から雇ってもらえる確率は数段に上がるだろう。
(「ネットがあれば履歴書は要らない」21ページより)
これはよく理解できます。
僕は、ある企業に10数年所属した後、初めて転職したのですが、そのときに評価されたのは
・ずっと携わってきた、営業とかマーケティングの職能
よりは、むしろ
・当時はまだ珍しかった「CMS」という仕組みに対する知識とか興味、経験
のほうが大きかったのでした。
これが僕には、発見でもあり、ちょっとショックでもありました。
そこそこ名前が知られた会社にいたので、そこでの営業経験や業務経験はそれなりに評価されるかと思ったのですが、そちらは可もなく不可もない評価だったようです。
それよりはむしろ、当時の会社が開発していた「CMS」という仕組みについて、興味や知識、経験(自家製のニュース更新システム)を趣味で作っていたことのほうが、評価されたようです。
■ 中村俊輔選手が説く「満遍なくできる」という才能
そんなわけで、最近の自己啓発本では「スペシャリストを目指そう」というフレーズをよく目にします。
ただ、僕は、この言葉に違和感を感じていました。
「スペシャリストはスペシャリスト同士、苛烈なまでの競争にさらされる。そんな競争で勝ち残る、目立つ、実績を残すのは、おそらくごく一部だろう。そんな過酷な世界に、簡単に足を踏み入れて勝ち残れるものだろうか」
といった感覚でした。
スペシャリストになった瞬間、その道の専門家で激しい争いが待っている。
そんな苛烈な競争に、簡単に足を踏み入れてよいものだろうか?
このもやもやした感覚に、はっきりとした回答を与えてくれたのが、サッカー日本代表・中村俊輔選手の著書「察知力」でした。
2010年4月の読了数は、11冊でした。
4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1694ページ
世間のウソ (新潮新書)
世間に流布されている「常識っぽい物事」について、「論理的に考えるとおかしくないか?」というツッコミを入れていく内容。皆様が書かれている通り、本格的な検証・論駁というより、軽い「ロジカルシンキング遊び」と言った風体。とはいえ、十分に「これってやっぱりおかしいだろー」という気付きが多々ありました。見方を変えればマスコミ・広告批評でもある。
読了日:04月28日 著者:日垣 隆
儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」
視力回復の会社で大成功を収めた後、黒字倒産にいたってしまい、現在は企業コンサルタントとして辣腕を振るう著者の企業再建論。 具体的な目標を描く、数字に落とし込む、目標のための最善策を必死に考える。 結果を出す人が語る言葉は、結局のところこの3点に集約されるのだな、と再確認。
読了日:04月24日 著者:桂 幹人,藤木 美奈子
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/14号 [雑誌]
半年前に続き、経済特集。鉄板の特集内容。 人民元のレート問題、ギリシャとユーロとPIIGS、アメリカの銀行規正法
読了日:04月24日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/7号 [雑誌]
iPadの記事は3ページだけだったけど、魅力は十分伝わってきた。 ローマ法王をはじめとするカトリック教会の聖職者スキャンダルは、日本に住む我々には想像がつかないぐらいスキャンダラスなことなんだなあ。
読了日:04月24日 著者:
語学で身を立てる (集英社新書)
語学で身を立てる予定はありませんが、プロの語学者とはどのような仕事をしているのか、どんな勉強をしているのか、知りたくて読了。語学本である以上に、一級のビジネス本であり、人生論になっている。人との付き合い方、人脈の広げ方は胸に刺さる。想像以上に収穫が多かった。数ヶ国語を自在に操る著者が、翻訳会社を設立してどのようにビジネスを行ってきたかを振り返りながら、語学の学習方法、心構えなどを論述。
読了日:04月22日 著者:猪浦 道夫
怒る企画術! (ベスト新書 265)
「自分ならこうするのに」「なぜ自分の企画は通らないんだろう」などのエネルギーを、どのように良質な企画案へつなげるか、を中心に綴った本。奇も衒いもなく、軽妙な文書で、著者が考え実践してきた企画の立て方を解説してくれる。柔らかいけどロジカルな内容。発想のヒント本としても、お薦めできる。著者はテレビ局のプロデューサーで、有名な番組を手がけている(ただ、自分はあまり見ていない番組ばかりでした)
読了日:04月16日 著者:吉田 正樹
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
自分の運や未来を変えるために、日頃の心構え、行動をどのように律するか、などを、わかりやすく解説した本。フレームワークへの落とし込み方は非常に具体的、かつ実践的で、さすが。いわゆるライフハック本。ただ、しょうがないけど「自分はこれでこうなった」的な「勝間和代成功物語」になっているため、好き嫌いがはっきり分かれる語り口。自分にとっては初の勝間本ですが、ネットの評判よりはずっと中身が詰まってる、と感じました。
読了日:04月16日 著者:勝間 和代
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
勝間和代さん×香山リカさんが激しい議論を行っていると聞き、読んでみる。激しく共感する箇所もあり、違和感を感じるところもあり。理論的な文章展開はさすがに分かりやすく、読みやすい。全体の論調は「足るを知る」「競争に勝つことに、幸せを見つけることはできない」というもの。意外だったのは、香山リカさんほど著名で名声を獲得していても、幸せ・満足を感じていないのだろうか、そこに虚無感を感じているのだろうか、ということ。
読了日:04月09日 著者:香山 リカ
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/31号 [雑誌]
「戦争、紛争に国家予算を費やすアメリカと、その狭間を縫うようにビジネスを広げる中国」っていう観点が面白いというか、なるほどというか。
読了日:04月09日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/24号 [雑誌]
日本に対して随分辛らつな書き方。が、ここに書かれているような閉塞感は確かに一部にあるかもしれない
読了日:04月09日 著者:
イスラームの世界地図 (文春新書)
イスラム圏諸国の成り立ち、現状、派閥の違い、国家別の特徴など、ぎゅっと圧縮して1冊にまとめた本。新書ながら非常にコンパクトにイスラム文化の諸事雑多な知識を整理して収録してある。阿刀田先生の「コーランを知っていますか」とあわせて読むとさらに面白い。約10年前の書籍ながら(この感想文は2010年)、イスラム入門書として最適。
読了日:04月07日 著者:
読書メーター
最近読了した「語学で身を立てる」という本がとても面白かったのです。
語学の本、という以上に、人生論としてもビジネス本としても、とても読み応えがありました。
例えば、「語学力があるのに仕事を失う人」という話題があるのですが、著者は具体例をいくつか挙げています。
・納期を守らない人
・手抜きをする人(訳抜けがあったり、原稿の処理が不親切だったりする)
・自分の実力に対して謙虚でない人
私は、せっかく素晴らしい実力を持ちながら、このようなことで仕事を失っていった人をたくさんみてきました。・・・
これは語学でなくても、どこの業界でも当てはまりそうで、胸に刺さります。
・・・というか「だめじゃん、俺」と思う自分が情けない・・・。
他にも、翻訳の世界をベースに、様々な仕事論、自己研鑽論が続くのですが、特に自分の心に刺さったフレーズがあったので、少々長いですが引用します。
■ 物語欲とは
僕は第三舞台と鴻上尚史さんが大好きです。
本棚には、鴻上さんの戯曲やエッセイがずらっと並んでいます。
今でも時折読み返しては、ほとんど古びていない内容に驚くことがあります。
鴻上さんがかつて書いた中で、今でも忘れられない文章あります。
詳細な文面は忘れてしまいましたが、ダイエットに没頭するあまり、誤って死んでしまった女性を取り上げたものでした。そこには、こんなことが書かれていました。
「ある女性が、ダイエットに没頭するあまり、栄養失調で死んでしまった。
人間の三大欲求は睡眠欲、食欲、性欲といわれているが、彼女は食欲よりも、ダイエットを優先させたのだ。
人間は本来、生存本能を持っていると言われるが、それではなぜ彼女がダイエットで死んでしまったのか、説明ができない。
おそらく彼女は、ダイエットが進むたび
『あと○kgやせたら、理想の自分になれる』
『あと○kgやせたら、きっと世界は変わる』
と、理想の自分を思い描きながら、死んだに違いない。
彼女が求める『理想の自分』への欲求が、人間の本能を凌駕してしまったのだ。
僕はこれを『物語欲』と名づけたい。
そして、人間は、どうしようもないほど、自分自身の『物語』を求める生き物である」
20年前の記憶なので、多少、僕自身の文章が混じっていますが、概ねこのような内容でした。ダイエットによる死亡は、過去の話ではなく、現在でも多数存在します。
■ 「勝間和代」という物語マーケティング
この「物語欲」を刺激することで、ベストセラーにつなげたのが、勝間和代さんです。
世界の歴史や出来事を調べていると、意外なほど短期間の間に、様々な物事が移り変わっているのに驚くことがあります。
1991年、アメリカをはじめとする連合軍と、クウェートを占拠したイラク軍との間に、「湾岸戦争」が起こったのは、比較的記憶に新しい出来事です。
調べてみると、たった5年前、1986年前後は、アメリカとイラクは、ほぼ「同盟関係」と言っても良いほどに、利害関係が一致していました。
「・・・1984年にイラクはアメリカと国交を回復し、1988年に至るまでサッダーム・フセイン政権に総額297億ドルの兵器供給を行った。・・・」
(Wikipedia「イラク」の項より)
少し前になりますが、ある自動車のCMで、サラ・ヴォーンの「ピーターガン」のアレンジバージョンが使われていました。
サラ・ヴォーンは知る人ぞ知る、伝説のジャズボーカリストです。僕のような半可通でも名前を知っているぐらいなので、ジャズの世界では比類ないボーカリストだったのだと思います。
このピーターガンは、元々はアメリカの人気ドラマの主題歌だったそうです。
Youtubeには、アレンジされる前の、オリジナルの「ピーターガン」もアップロードされています。
聞き比べると面白いですね。
少し脱線しますが、このアレンジを聞いていると、2002年の日韓ワールドカップ時に、NikeがCMに使っていた、エルビス・プレスリーの「リトル・コンバセーション」のアレンジを思い出します。ピーターガンのアレンジとテイストが似ています。





