2010年1月の読書まとめ -どれも読み応えたっぷりでした-

2010年1月の読書まとめです。

1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2012ページ

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
アメリカに住んでいる映画評論家の著者による、「なぜアメリカはこんなことになってしまったのか」というショートエッセイ集。単なる社会評論にとどまらず、テレビや映画、政治、宗教、経済にいたるまで、アメリカの様々な「問題」が切り取られている。学術的なアメリカ評論とは違い、読みやすい文体で、内容は多岐に渡る。新聞の風刺漫画をエッセイで読んでいるような感覚。皆様が書かれているように、なぜアメリカはここまでおかしくなってしまったのか。
読了日:01月29日 著者:町山 智浩

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
利益モデル、プロフィットモデルを23のパターンに分けて小説仕立てで解説する内容の書籍。ビジネスモデルのフレームワーク、という考え方はありそうで今までなかった。これらの基本構造を理解するだけでも、自分が所属する、あるいは自分が興味を持つ企業のビジネスモデル、利益モデルを分析できそうな気がする。 実際に大変なのは、リアルに分析した上でどのパターンに当てはまるかを客観的、現実的に分けることだけど・・・ 文中紹介されている宿題本も読みたくなるものばかり。
読了日:01月27日 著者:エイドリアン・J・スライウォツキー

手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks
小山龍介さんの「TIME HACKS」が面白かったので、タイトルから同系統シリーズかな?と思ったが違って、少し肩透かし。手帳を利用する際のちょっとしたTIPSをまとめてみた、といった趣の一冊。ネタ帳としてはありなんだけど、「HACK」とまでいえるかどうかは正直微妙かな・・・。
読了日:01月22日 著者:Workhack Project

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
素晴らしいの一言。「教科書」とつけていることからも分かるとおり、可能な限り資料を集めて、事実を中心にマイケル・ジャクソンの生涯を追っている。周囲の人々との関係、そして出来事などを冷静な視点でまとめつつ、あふれるばかりの愛情を隠さず記した書籍。音楽ライターでも編集者でもない、ミュージシャンである著者が(ミュージシャンだからこそ、持ちうる視点によって)まとめたところに比類ない価値があると思う。マイケルについて知りたいのなら、一も二もなくお薦め。
読了日:01月21日 著者:西寺 郷太

アメリカ世界を読む (創成社新書)アメリカ世界を読む (創成社新書)
オバマの就任演説をキーとして 「2009年時点のオバマの政策評価」を振り返り、アメリカのターニングポイントとなった出来事をトピック的に分析するといった趣旨。「信仰」と「実益」をベースに、各時代の大統領と要人の行動・判断を分析していて、面白いです。データが満載で読み応えがあった。著者は民主党の外交ブレーンとのこと(2010年時点)
読了日:01月19日 著者:川上 高司

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]
中村俊輔選手(サッカー日本代表)の学生時代からのノートが本人のコメントとともに紹介されていて、その内容がとてもすばらしい。同社が刊行した書籍の宣伝的記事でもあるようだが、この特集記事だけでも十分に一見の価値あり。スポーツ界で実績を残した選手たちのノートが紹介されていて、いずれも見ごたえ十分。自分のノートのとり方、考えのまとめ方がいかに浅いか思い知らされる。ノートをとったら必ず一流の選手になれるとは限らないけれど、一流の選手が記したノートはやはりものの見方、情報の分析、考えのまとめ方などに輝きがある。
読了日:01月13日 著者:

早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)
早慶両校の設立と発展の経緯をコンパクトにまとめて解説した本。
読了日:01月13日 著者:橘木 俊詔
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]
分からないこと、調べたいこと。アメリカとイランの利害関係、両国間の問題。現政権とホメイニ師当時の政権との関係と違い。フランスの他民族国家化、もしかしてアメリカと同等かそれ以上に人種の坩堝と化しているのでは。Facebookで農場整備のゲームがはやっている→mixiと一緒。どちらが早いのか。結局SNSのマネタイズサービスって世界各国どこでも一緒なのかな。
読了日:01月11日 著者:

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]
溜池通信の発行者、吉崎達彦さんが書いていたが、新聞の風刺コミックは現地の一般人のものの見方や考え方がダイレクトに分かるという意味で、とても貴重な資料だと再認識しました。数々の1コマ漫画を見ていると、アメリカと世界の動きが凝縮されているのが良く分かる。
読了日:01月11日 著者:

波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る
バンガード(アメリカの著名なインデックスファンド)を設立し、Time誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた著者による、投資哲学と人生の価値観に関する提言の書。ウォール街で輝かしい実績を上げながら、昨今のアメリカ金融業の「行き過ぎたマネーゲーム」を徹底的に批判し、金融業の本来あるべき姿を訴えかける前半。お金、仕事を通した人生観を語る後半。いずれも読み応えあり。投資においてはインデックスを打ち負かす運用は存在し得ないこと、投資手数料が投資家の収益を圧迫することを繰り返し記述している。
読了日:01月06日 著者:ジョン C ボーグル

2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)
二部構成になっており、一部が既存マスメディアとインターネットメディアの現状をまとめたもの。二部が、これまでを踏まえたうえで今後どうなっていくか、という予測。予測はおおまかに「こうなるだろう」という概観のため、具体的な細かい記述を伴ってはいないが、うなずける箇所が多い。引用されているデータが豊富で、俯瞰的なまとめが多く参考になる。文中に佐々木俊尚氏への言及があったが、同氏の著作「2011年新聞・テレビ消滅」の「メディアの3層構造」とあわせて読むと、より一層現状のマスメディアの構造的な問題が理解できるように思
読了日:01月03日 著者:坪田 知己

読書メーター
どれも読み応えいっぱいでした。

バンガードを設立したジョンCボーグル氏による「波乱の時代の幸福論」は、タイトルとは裏腹に「自分の財産をどうやって守り、どうやって人生の目標を達成するか」といった、お金と人生という切り口の本。資産形成については、バンガードの投資方針のとおり「インデックスファンド」を徹底的に薦める、「ウォール街のランダムウォーカー」を髣髴とさせる内容でした。まあ、インデックスファンドの創始者ですからね。
バンガードが運営するファンドは、日本ではマネックスやトヨタで買えます。

ナンバーの中村俊輔選手のノートも素晴らしいものでした。さすがに結果を残し続ける第一線のプロ選手は違うなーと感服しました。

ザ・プロフィットはもう一度読み返して、自分なりに内容をサマリにまとめてみたいです。

ニューズウィークは徐々に読みやすくなってきました。以前より、読み進む上でのベースとなる諸々の情報が頭に残り始めてきたのかもしれません。

新年の目標では

  • 国際情勢(アメリカの状況)
  • 情報収集、情報整理
  • 地方自治、日本
  • ウェブ、インターネットの技術動向、ノウハウ
  • メディア、ソーシャルネットワーク
から少しづつ読む、と宣言したのですが、今月は地方自治や日本に関する本が一冊もリストにありません。実は、読んではいるのですが、ベースとなる知識不足で「読了」というには程遠い読書となっているため、リストからはずしています。高校の社会からやり直したほうが良いかも<自分。

2-3月は少し読書量が減るかも知れません。