Movable TypeのextlibにCPANモジュールを入れて、プラグインを稼動させる

※このブログ記事には続きがあります。(Movable Typeのextlib利用に関する補足)
 続きもあわせてご覧ください。

MTには様々なプラグインがそろっており、機能を拡張していろいろ便利に使うことができます。

ところが、中にはCPANのモジュールを追加で必要とするものも多々あります。
この場合、共用サーバーなどで利用しているユーザーは、CPANのインストール権限が与えられていないために、なかなか利用ができなかったりします。

で、こういう場合、MTのインストールディレクトリ「extlib」に必要なCPANモジュールを配置して利用できる場合があります。


例として、スカイーアークシステムさんが公開している「MailPack」を取り上げます。




スカイアークさんは、様々な便利プラグインを公開している太っ腹な会社さんです。
その中のひとつで、MTのブログ記事を携帯から投稿できるモブログプラグイン「MailPack」を、個人向けに限り無償公開しています。

mailpack

このプラグインを利用すると、携帯電話からの記事投稿が可能となりますが、以下のCPANモジュールが必要となります。

通常、CPANのモジュールを利用する場合、サーバー上でインストールなどを行う必要がありますが、MTでこれらのモジュールを利用する場合、extlibへ配置することによって利用が可能となります。

extlib

これがMTのextlib内の様子(Windowsで見た場合)です。様々なモジュール類が含まれています。

ここで、先ほどのMailPackに必要なCPANモジュール、たとえば

を設置したい場合、

・各ページの「source」から、当該ソースファイルを保存。
・保存する際は、extlib内の「File」フォルダに行う

をします。

同様にNet::POP3は「Net」フォルダに保存。
MIME-Tools」の場合、サンプルファイルとモジュール類の圧縮ファイルとなっているため、圧縮ファイルを解凍後、「lib/MIME/」以下のファイル類を、MTの「extlib/MIME/」以下に配置すればOKです。

このように、MTのパッケージだけでCPANを利用できますが、MTのマニュアルサイト「MovableType.jp」にはextlibの利用方法に関する文章が無いため、正式サポートかどうかはいまひとつ自信がありません。その旨、ご留意いただけると幸いです。


追記:

米国版MTのマニュアルサイト「MovableType.org」を検索したところ、extlibに関する古い文章が存在しました。これによると

・様々なPerlのモジュールをextlib配下に設置して利用できる
・ただし、Image::Magickなどのように、利用できないものもある

と書かれています。この文章の日付が2005年と相当古いため、参考情報程度にご覧下さい。


追々記:

米国版MTのマニュアルサイト「Movabletype.org」に、extlibに関する最新の情報が存在しました

http://www.movabletype.org/documentation/developer/other-common-directories.html

また、この記事の続きが存在します。

http://smallworld.west-tokyo.com/200909/extlib-2.html

続きもあわせてご覧ください。