読書の最近のブログ記事

6月の読書記録です。

6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:395ページ

ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)
読了日:06月29日 著者:

英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)
想定読者は多分10-20代、だけど、十分役に立ちました。 知人を引き合いにした事例は、かなり生々しくて、英語話者といっても様々な種類があるなあ、と再認識させられる。「使える英語」って、言葉としてはよく言われるけど、これほど定義が難しいものもないと思う。英語話者に必要なのは「日本語の運用能力」という辺りは非常に納得。
読了日:06月22日 著者:田村 明子

読書メーター

なんと、今月は2冊しか読めませんでした。
子供が怪我をしたり、仕事がパツパツだったり、要因はいくつかありますが、これは情けない。

7月からは、以前のように、しっかりした時間のコントロールを心がけようと思いました。

2010年5月度の読了数は、3冊でした。

5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:648ページ

知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)
読了日:05月05日 著者:香山 リカ

 


ブリッジマンの技術 (講談社現代新書)ブリッジマンの技術 (講談社現代新書)
火山学を専攻する著者が、「専門的な難しいことを、いかにわかりやすく伝えるか」という視点から試行錯誤した、コミュニケーション論のとりまとめ。誰もが感じている「そうそう、コミュニケーションの難しさってこうなんだよな」的な物事が、うまく言語化されていて、うなずく点が多い。
読了日:05月03日 著者:鎌田 浩毅


読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)
「進化論」というタイトルは少々大げさ。勝間和代流の読書術。「自分より少し視点が高い本を選ぶ」といったアドバイスは、なるほど。ただ、どちらかというと「書籍の販売に関するマーケティング実例」と「書店員の皆様に登場いただく=書店自体を勝間和代の味方に取り込む」といった、戦略テスト的な内容が少々目立った。この本の読了前に読んだ「おきていることはすべて正しい」に比べると、少々肩透かしな感じも。
読了日:05月01日 著者:勝間 和代

読書メーター

2010年4月の読了数は、11冊でした。

4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1694ページ

世間のウソ (新潮新書)世間のウソ (新潮新書)
世間に流布されている「常識っぽい物事」について、「論理的に考えるとおかしくないか?」というツッコミを入れていく内容。皆様が書かれている通り、本格的な検証・論駁というより、軽い「ロジカルシンキング遊び」と言った風体。とはいえ、十分に「これってやっぱりおかしいだろー」という気付きが多々ありました。見方を変えればマスコミ・広告批評でもある。
読了日:04月28日 著者:日垣 隆


儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」儲からんのはアンタのせいや―企業再建「五つの鉄則」
視力回復の会社で大成功を収めた後、黒字倒産にいたってしまい、現在は企業コンサルタントとして辣腕を振るう著者の企業再建論。 具体的な目標を描く、数字に落とし込む、目標のための最善策を必死に考える。 結果を出す人が語る言葉は、結局のところこの3点に集約されるのだな、と再確認。
読了日:04月24日 著者:桂 幹人,藤木 美奈子


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/14号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/14号 [雑誌]
半年前に続き、経済特集。鉄板の特集内容。 人民元のレート問題、ギリシャとユーロとPIIGS、アメリカの銀行規正法
読了日:04月24日 著者:

 


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/7号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 4/7号 [雑誌]
iPadの記事は3ページだけだったけど、魅力は十分伝わってきた。 ローマ法王をはじめとするカトリック教会の聖職者スキャンダルは、日本に住む我々には想像がつかないぐらいスキャンダラスなことなんだなあ。
読了日:04月24日 著者:


語学で身を立てる (集英社新書)語学で身を立てる (集英社新書)
語学で身を立てる予定はありませんが、プロの語学者とはどのような仕事をしているのか、どんな勉強をしているのか、知りたくて読了。語学本である以上に、一級のビジネス本であり、人生論になっている。人との付き合い方、人脈の広げ方は胸に刺さる。想像以上に収穫が多かった。数ヶ国語を自在に操る著者が、翻訳会社を設立してどのようにビジネスを行ってきたかを振り返りながら、語学の学習方法、心構えなどを論述。
読了日:04月22日 著者:猪浦 道夫


怒る企画術! (ベスト新書 265)怒る企画術! (ベスト新書 265)
「自分ならこうするのに」「なぜ自分の企画は通らないんだろう」などのエネルギーを、どのように良質な企画案へつなげるか、を中心に綴った本。奇も衒いもなく、軽妙な文書で、著者が考え実践してきた企画の立て方を解説してくれる。柔らかいけどロジカルな内容。発想のヒント本としても、お薦めできる。著者はテレビ局のプロデューサーで、有名な番組を手がけている(ただ、自分はあまり見ていない番組ばかりでした)
読了日:04月16日 著者:吉田 正樹


起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
自分の運や未来を変えるために、日頃の心構え、行動をどのように律するか、などを、わかりやすく解説した本。フレームワークへの落とし込み方は非常に具体的、かつ実践的で、さすが。いわゆるライフハック本。ただ、しょうがないけど「自分はこれでこうなった」的な「勝間和代成功物語」になっているため、好き嫌いがはっきり分かれる語り口。自分にとっては初の勝間本ですが、ネットの評判よりはずっと中身が詰まってる、と感じました。
読了日:04月16日 著者:勝間 和代


しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
勝間和代さん×香山リカさんが激しい議論を行っていると聞き、読んでみる。激しく共感する箇所もあり、違和感を感じるところもあり。理論的な文章展開はさすがに分かりやすく、読みやすい。全体の論調は「足るを知る」「競争に勝つことに、幸せを見つけることはできない」というもの。意外だったのは、香山リカさんほど著名で名声を獲得していても、幸せ・満足を感じていないのだろうか、そこに虚無感を感じているのだろうか、ということ。
読了日:04月09日 著者:香山 リカ


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/31号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/31号 [雑誌]
「戦争、紛争に国家予算を費やすアメリカと、その狭間を縫うようにビジネスを広げる中国」っていう観点が面白いというか、なるほどというか。
読了日:04月09日 著者:


Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/24号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 3/24号 [雑誌]
日本に対して随分辛らつな書き方。が、ここに書かれているような閉塞感は確かに一部にあるかもしれない
読了日:04月09日 著者:

 


イスラームの世界地図 (文春新書)イスラームの世界地図 (文春新書)
イスラム圏諸国の成り立ち、現状、派閥の違い、国家別の特徴など、ぎゅっと圧縮して1冊にまとめた本。新書ながら非常にコンパクトにイスラム文化の諸事雑多な知識を整理して収録してある。阿刀田先生の「コーランを知っていますか」とあわせて読むとさらに面白い。約10年前の書籍ながら(この感想文は2010年)、イスラム入門書として最適。
読了日:04月07日 著者:

読書メーター

最近読了した「語学で身を立てる」という本がとても面白かったのです。

語学で身を立てる (集英社新書)
語学で身を立てる (集英社新書) 

語学の本、という以上に、人生論としてもビジネス本としても、とても読み応えがありました。

例えば、「語学力があるのに仕事を失う人」という話題があるのですが、著者は具体例をいくつか挙げています。

・納期を守らない人

・手抜きをする人(訳抜けがあったり、原稿の処理が不親切だったりする)

・自分の実力に対して謙虚でない人

私は、せっかく素晴らしい実力を持ちながら、このようなことで仕事を失っていった人をたくさんみてきました。・・・

これは語学でなくても、どこの業界でも当てはまりそうで、胸に刺さります。

・・・というか「だめじゃん、俺」と思う自分が情けない・・・。

 

他にも、翻訳の世界をベースに、様々な仕事論、自己研鑽論が続くのですが、特に自分の心に刺さったフレーズがあったので、少々長いですが引用します。

■ 物語欲とは

僕は第三舞台と鴻上尚史さんが大好きです。

本棚には、鴻上さんの戯曲やエッセイがずらっと並んでいます。

今でも時折読み返しては、ほとんど古びていない内容に驚くことがあります。

 

鴻上さんがかつて書いた中で、今でも忘れられない文章あります。

詳細な文面は忘れてしまいましたが、ダイエットに没頭するあまり、誤って死んでしまった女性を取り上げたものでした。そこには、こんなことが書かれていました。

 

「ある女性が、ダイエットに没頭するあまり、栄養失調で死んでしまった。

人間の三大欲求は睡眠欲、食欲、性欲といわれているが、彼女は食欲よりも、ダイエットを優先させたのだ。

人間は本来、生存本能を持っていると言われるが、それではなぜ彼女がダイエットで死んでしまったのか、説明ができない。

おそらく彼女は、ダイエットが進むたび

『あと○kgやせたら、理想の自分になれる』

『あと○kgやせたら、きっと世界は変わる』

と、理想の自分を思い描きながら、死んだに違いない。

彼女が求める『理想の自分』への欲求が、人間の本能を凌駕してしまったのだ。

僕はこれを『物語欲』と名づけたい。

そして、人間は、どうしようもないほど、自分自身の『物語』を求める生き物である」

20年前の記憶なので、多少、僕自身の文章が混じっていますが、概ねこのような内容でした。ダイエットによる死亡は、過去の話ではなく、現在でも多数存在します

 

■ 「勝間和代」という物語マーケティング

この「物語欲」を刺激することで、ベストセラーにつなげたのが、勝間和代さんです。

3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2067ページ

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 1/21号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 1/21号 [雑誌]
Numberが時折特集する「アスリート、スポーツからちょっと離れた特集」はいつも素晴らしい。一流の結果を残した各ジャンルのチームから、それぞれの監督、コーチ、育成スタッフなどのインタビューを交えた「組織論」。どれもこれも含蓄がある言葉ばかり。アスレチックスのGMを務めたビリー・ビーン(「マネーボール」の題材になった名GM)も含めると完璧だったかなー、と思ったりして。
読了日:03月28日 著者:


カラー版 メッカ―聖地の素顔 (岩波新書)カラー版 メッカ―聖地の素顔 (岩波新書)
異教徒は決して立ち入ることができない、イスラム教の聖地・メッカとメディナ。イスラム教に改宗することで撮影許可を得た著者の写真を集めた新書。どの写真も素晴らしいものばかり。イスラム教の祈り、信心、戒律などが写真からあふれ出ている。
読了日:03月28日 著者:野町 和嘉


コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術
MBA的なロジカルシンキングに加え、その事象の背景、意味付けも含めた背景を考慮する「コンテキスト」を考えていこう、という内容。簡単にいうと「場を察したうえで論理思考を行え」ということ。アンチMBA的色彩。いくつかの書評でも書かかれている通り、内容的には「なるほど、でも書かれていることは、みんな、無意識のうちにやっているような気がする」という部分がある。考え方をいかにフレームワーク化するか、パッケージ化するか、という意味では非常に良いお手本。章立てと内容がそれぞれ自説に沿っているため、理解しやすい。
読了日:03月25日 著者:杉野 幹人,内藤 純


ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
著者自身およびインタビューなどから描く、ネット時代の自己アピール術、といった趣旨の書籍。書いている内容はほぼ同意、自分自身もネットによって大きく人生が変わった一人なので、強く共感できる。「自己情報の露出の危険性」を踏まえつつ、いかに「自分に関する情報をコントロールするか」といったところまで踏み込んでいる。 最近、今一度「ネット上の自分の姿、立ち位置」を再構築したいと思っていたところだったので、とてもタイムリーな内容だった。
読了日:03月23日 著者:佐々木 俊尚


察知力 (幻冬舎新書)察知力 (幻冬舎新書)
正直、サッカーにはそれほど詳しくもないし熱中もしていないのだけど、中村俊輔選手のすごさが隅々まで伝わってくる本。サッカーのシチュエーションを「会社」「ビジネス」はもちろん、他の分野に置き換えても十分通用するだけの素晴らしい内容。哲学、日々の心構え、常に前を目指すこと、すべての経験をプラスに変えること、中村選手の全ての姿勢が参考になる。常に日本代表で活躍し続けることができるのは、日々の努力があってこそ。松井秀樹選手の「不動心」を思い出した。一流の人々はみな同じ姿勢、同じ哲学を持っている。
読了日:03月20日 著者:中村 俊輔


STUDY HACKS!STUDY HACKS!
他のHakcs,ノウハウ系の本と比べて、小山さんの著書が面白いのは、この書中でも書かれている通り「知識の構造化」があるせいだと思う。単純なノウハウやただ集めても、それは単なる「ちょっとした生活の知恵」止りで、それ以上になかなか昇華しにくい。 コーチングサイトは面白い、後でアクセスしてみる。
読了日:03月18日 著者:小山 龍介


分権時代の街づくり分権時代の街づくり
西東京市の誕生を軸に、田無市長だった著者が地方自治について語る本。自費出版で有名な「文芸社」刊行なので、客観性については一歩引いてみなければいけないと思うのだけど、田無と保谷の合併から見る地方自治論は一読の価値あり。地方自治についての本を見る度に思うのは「地方への分権って結局、金と権力の分配論」だと思うのだけど、それらがなんなのかが、僕のような門外漢には見えてこない。キーワード:財政力指標、政府保証債務、吉祥寺減少、都市の西北発展
読了日:03月17日 著者:末木 達男


「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)
ホワイトカラーと総称される事務職、管理職の危機を訴える本。正直、ここに書かれている以上のことを経験してしまっているので、あまり驚きはないけれど、一般的な企業勤め、特に中-大規模企業に新卒からずっと務めている人には響く内容だとは思った。ベンチャー企業の人材から見ると、また変わった感想になると思う。
読了日:03月15日 著者:深田 和範


見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
企業に属する社員とその活動を以下に「実物のものとして理解できるようにするか」のハウトゥ本。前半は著者が考える「見える化」の仕組みとサイクル、後半は各企業の実例を交えたケーススタディ。つまるところ「見える化」=「社内外のコミュニケーションメソッド」とも言い換えることができるような気がした。
読了日:03月10日 著者:遠藤 功


コーランを知っていますか (新潮文庫)コーランを知っていますか (新潮文庫)
おそらく日本で一番読みやすいコーラン入門書。コーランは元来アラビア語でしか読むことを許されず、翻訳も許されていなかったそうで、多言語に訳されたのは比較的歴史が浅いそうだ。そのせいもあって、日本に住む我々は「コーラン」の名前は知っていても、内容は全然知らない。そんな我々に、「コーランとは何か」を理解する糸口を与えてくれる本。「旧約、新約聖書」などのダイジェストも手がけてきた氏だからこそ、キリスト教、ユダヤ教徒の差異を分かりやすく対比できるのだろう。
読了日:03月05日 著者:阿刀田 高

読書メーター

最近、地方自治に興味があります。きっかけは、昨年読んだ本が面白かったから。

なぜ、改革は必ず失敗するのか-自治体の「経営」を診断する
なぜ、改革は必ず失敗するのか-自治体の「経営」を診断する

元佐賀市長の著者による、自治体改革の生々しい体験談です。これを読んで、俄然興味がわきました。

んが。

地方自治って難しくって、なかなか理解できない。

今年の念頭に「今年は1ヶ月に1冊、地方自治の本を読む!」と宣言したのは良いものの、実際にそれっぽい本を読んでも、そもそも「何を書いているかちんぷんかんぷん」な状態。

「地方自治の本」を「読めるようになるための本」を読まないと駄目じゃん。と思っておりました。

そんな折、偶然この本を読むことができました。

分権時代の街づくり
分権時代の街づくり

著者は、西東京市の前身のひとつ、田無市の市長を務めた方です。僕自身が西東京に住んでいることもあり、非常に面白く読めました。

この本を読んでいるうちに、「財政力指標」という言葉が出てきました。なんでも、自治体の財政力を示す数値のことで、1を超えると優良自治体(収入があり、交付金を受け取らなくてもすむ自治体)だそうです。

早速調べたところ、面白いデータを見つけました。

zaiseiryoku_sisuu

平成18年度の各地方の「財政力指数」を検索できるページです。

これを見ると、上位の地方自治体に「六ヶ所村」「東海村」「刈羽村」など、原子力発電所が存在する各村が名を連ねております。これはなんか納得。

さらに、武蔵野市が1.64で上位を占めております。そういえば、武蔵境のイトーヨーカドーは、「イトーヨーカドーチェーンの中でもっとも客単価が高い店舗」と聞いたことがあります。吉祥寺も武蔵野市の一部ですし、ここに住む方々は、比較的富裕層が多いということなのでしょう。

他にも、いろいろと興味深いデータが出てきました。

自分にとって、まるで取っ掛かりがつかめなかった「地方自治」を調べる、ある手がかりが見つかった気分であります。ここから、自分の知見が広がらないかなーと考えております。

それにしても、やっぱり「自分が住む街」を前提に物事を考えると、かなり理解が進むものですね。

今まで、「何が分からないか、が、分からない」状態だった、地方のお話が、少し身近になったような気がしました。

思うに、「地方への分権って結局、金と権力の分配論じゃないの」と感じるのですが

・どんな権力が、国と地方にそれぞれ与えられているかが分からない

・金銭収入が、どのように仕分けられているか分からない

状態です。このあたり、後数年かかってもかまわないから、少し分かるようになるとうれしいのですが。

まだまだ道は遠い。

とほほ。

先日「パレスチナ」という新書を読み、無性に中東情勢とイスラム教のことを知りたくなりました。

パレスチナ (文春新書)
パレスチナ (文春新書) 

しかし、僕自身、あまりにもイスラム世界の知識が少ないために、学術的な研究書、あるいは論文を読んでも、消化不良になることでしょう。

そこで、入門書をとして読んだのが、阿刀田高さんの「コーランを知っていますか」です。

コーランを知っていますか
コーランを知っていますか

ご存知の方も多いかと思いますが、阿刀田高さんは元々は短編小説を得意とする小説家で、最近(この10数年)は、世界各国の古典を、日本の口語体でやさしく紹介する書籍に力を入れています。

氏の代表的な古典紹介シリーズとしては、新旧の聖書を紹介する

「旧約聖書を知っていますか」

「新約聖書を知っていますか」

などが存在します。

なわけで「コーランを知っていますか」を読んでみたわけですが、今までぼんやりと持っていたイスラム教、コーランのイメージが良くも悪くも覆されたので、紹介したいと思います。

以下、「コーランを知っていますか」に即した受け売りの文章となります。

2010年2月の読書まとめです。

2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1084ページ

パレスチナ (文春新書)パレスチナ (文春新書)
国際ジャーナリストとして活躍する著者による、2004年時点でのパレスチナ情勢についての解説。パレスチナ問題は結局のところ、宗教・信仰とそれに伴う土地問題だとは思うのだが、ここまでこじれた現在の状況で解決策はあるのだろうか。 そもそも中東情勢についての知識が少ないので、書評をできるレベルではないが、ほかの本も含めてもう少し深堀したい。今年の読書目標の一つ。
読了日:02月25日 著者:芝生 瑞和


「超」効率HACKS!「超」効率HACKS!
小山さんたちの、ほかの著書を大判でまとめた(だけの)本。一時期、出版業界では「よく分かる○○」と称して、書籍の内容を大判で再編集・見やすい図を加えて出版、という流れが流行った時期があった。本書も、いかにもその流れに沿って立ち上げた企画、という感じ。 内容的には面白いけど、すでに書籍を読んでいた場合はあまり見る必要がないような。
読了日:02月22日 著者:原尻 淳一,小山 龍介


ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
「記者クラブ」という存在に徹底的に焦点を当てて、その旧弊による新聞ジャーナリズムの問題点を鋭くえぐった新書。上杉隆さんの名前は良く聞いていたが、まとまった文章を読んだのはこれが初めて。剛毅なジャーナリストなのだなあと改めて再認識。別視点から書かれた記者クラブに関する批評を読んで、クロスで評価してみたくなった。また、著謝自身の著作物と、上杉隆さんというジャーナリストに関する著作物をあわせて読んでみたい。
読了日:02月19日 著者:上杉 隆


なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)なぜハーレーだけが売れるのか (日経ビジネス人文庫 ブルー み 2-3)
縮小する市場の中で、右肩上がりに売り上げを伸ばす方法論。 ハーレージャパンの成功は「販売ビジネス」ではなく「コミュニティビジネス」といってもよさそう。ネットにおける口コミマーケティング、コミュニティマーケティングにものすごく近い気がする。 日本市場で、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続ける、ハーレーダビッドソンジャパンの秘密に迫る、といった趣旨の内容。 文体には今一つ馴染めなかったけど、中身は詰まっている。ハーレーに関する他の書籍もぜひ読みたい。
読了日:02月10日 著者:水口 健次


新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
出版畑に属しながら、日本版Wiredを立ち上げ、ネット上の編集・情報発信に深い造詣を持つ、旧来的な出版メディア構造の限界について語った一冊。佐々木俊尚氏が毎日新聞出身で、新聞とネットの間に横たわる深い溝を語れば当代一品であるように、出版とネットについては「こばへん」こと著者の横にでる物はない。同じような業界にいたものとして、すべての言葉がリアルそのものに感じられる。「出版はコミュニティ生成」という趣旨には大いにうなずける。
読了日:02月03日 著者:小林弘人

読書メーター

2010年1月の読書まとめです。

1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2012ページ

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
アメリカに住んでいる映画評論家の著者による、「なぜアメリカはこんなことになってしまったのか」というショートエッセイ集。単なる社会評論にとどまらず、テレビや映画、政治、宗教、経済にいたるまで、アメリカの様々な「問題」が切り取られている。学術的なアメリカ評論とは違い、読みやすい文体で、内容は多岐に渡る。新聞の風刺漫画をエッセイで読んでいるような感覚。皆様が書かれているように、なぜアメリカはここまでおかしくなってしまったのか。
読了日:01月29日 著者:町山 智浩

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
利益モデル、プロフィットモデルを23のパターンに分けて小説仕立てで解説する内容の書籍。ビジネスモデルのフレームワーク、という考え方はありそうで今までなかった。これらの基本構造を理解するだけでも、自分が所属する、あるいは自分が興味を持つ企業のビジネスモデル、利益モデルを分析できそうな気がする。 実際に大変なのは、リアルに分析した上でどのパターンに当てはまるかを客観的、現実的に分けることだけど・・・ 文中紹介されている宿題本も読みたくなるものばかり。
読了日:01月27日 著者:エイドリアン・J・スライウォツキー

手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks手帳 Hacks! 仕事と手帳を200%拡張するLifeHacks
小山龍介さんの「TIME HACKS」が面白かったので、タイトルから同系統シリーズかな?と思ったが違って、少し肩透かし。手帳を利用する際のちょっとしたTIPSをまとめてみた、といった趣の一冊。ネタ帳としてはありなんだけど、「HACK」とまでいえるかどうかは正直微妙かな・・・。
読了日:01月22日 著者:Workhack Project

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
素晴らしいの一言。「教科書」とつけていることからも分かるとおり、可能な限り資料を集めて、事実を中心にマイケル・ジャクソンの生涯を追っている。周囲の人々との関係、そして出来事などを冷静な視点でまとめつつ、あふれるばかりの愛情を隠さず記した書籍。音楽ライターでも編集者でもない、ミュージシャンである著者が(ミュージシャンだからこそ、持ちうる視点によって)まとめたところに比類ない価値があると思う。マイケルについて知りたいのなら、一も二もなくお薦め。
読了日:01月21日 著者:西寺 郷太

アメリカ世界を読む (創成社新書)アメリカ世界を読む (創成社新書)
オバマの就任演説をキーとして 「2009年時点のオバマの政策評価」を振り返り、アメリカのターニングポイントとなった出来事をトピック的に分析するといった趣旨。「信仰」と「実益」をベースに、各時代の大統領と要人の行動・判断を分析していて、面白いです。データが満載で読み応えがあった。著者は民主党の外交ブレーンとのこと(2010年時点)
読了日:01月19日 著者:川上 高司

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 9/17号 [雑誌]
中村俊輔選手(サッカー日本代表)の学生時代からのノートが本人のコメントとともに紹介されていて、その内容がとてもすばらしい。同社が刊行した書籍の宣伝的記事でもあるようだが、この特集記事だけでも十分に一見の価値あり。スポーツ界で実績を残した選手たちのノートが紹介されていて、いずれも見ごたえ十分。自分のノートのとり方、考えのまとめ方がいかに浅いか思い知らされる。ノートをとったら必ず一流の選手になれるとは限らないけれど、一流の選手が記したノートはやはりものの見方、情報の分析、考えのまとめ方などに輝きがある。
読了日:01月13日 著者:

早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)早稲田と慶応 名門私大の栄光と影 (講談社現代新書)
早慶両校の設立と発展の経緯をコンパクトにまとめて解説した本。
読了日:01月13日 著者:橘木 俊詔
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/16号 [雑誌]
分からないこと、調べたいこと。アメリカとイランの利害関係、両国間の問題。現政権とホメイニ師当時の政権との関係と違い。フランスの他民族国家化、もしかしてアメリカと同等かそれ以上に人種の坩堝と化しているのでは。Facebookで農場整備のゲームがはやっている→mixiと一緒。どちらが早いのか。結局SNSのマネタイズサービスって世界各国どこでも一緒なのかな。
読了日:01月11日 著者:

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 12/23号 [雑誌]
溜池通信の発行者、吉崎達彦さんが書いていたが、新聞の風刺コミックは現地の一般人のものの見方や考え方がダイレクトに分かるという意味で、とても貴重な資料だと再認識しました。数々の1コマ漫画を見ていると、アメリカと世界の動きが凝縮されているのが良く分かる。
読了日:01月11日 著者:

波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る
バンガード(アメリカの著名なインデックスファンド)を設立し、Time誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた著者による、投資哲学と人生の価値観に関する提言の書。ウォール街で輝かしい実績を上げながら、昨今のアメリカ金融業の「行き過ぎたマネーゲーム」を徹底的に批判し、金融業の本来あるべき姿を訴えかける前半。お金、仕事を通した人生観を語る後半。いずれも読み応えあり。投資においてはインデックスを打ち負かす運用は存在し得ないこと、投資手数料が投資家の収益を圧迫することを繰り返し記述している。
読了日:01月06日 著者:ジョン C ボーグル

2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)2030年 メディアのかたち (現代プレミアブック)
二部構成になっており、一部が既存マスメディアとインターネットメディアの現状をまとめたもの。二部が、これまでを踏まえたうえで今後どうなっていくか、という予測。予測はおおまかに「こうなるだろう」という概観のため、具体的な細かい記述を伴ってはいないが、うなずける箇所が多い。引用されているデータが豊富で、俯瞰的なまとめが多く参考になる。文中に佐々木俊尚氏への言及があったが、同氏の著作「2011年新聞・テレビ消滅」の「メディアの3層構造」とあわせて読むと、より一層現状のマスメディアの構造的な問題が理解できるように思
読了日:01月03日 著者:坪田 知己

読書メーター
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