財政力指数から読み解く、地方の財政状況と「自分のすんでいる街」を知ることについて
最近、地方自治に興味があります。きっかけは、昨年読んだ本が面白かったから。
元佐賀市長の著者による、自治体改革の生々しい体験談です。これを読んで、俄然興味がわきました。
んが。
地方自治って難しくって、なかなか理解できない。
今年の念頭に「今年は1ヶ月に1冊、地方自治の本を読む!」と宣言したのは良いものの、実際にそれっぽい本を読んでも、そもそも「何を書いているかちんぷんかんぷん」な状態。
「地方自治の本」を「読めるようになるための本」を読まないと駄目じゃん。と思っておりました。
そんな折、偶然この本を読むことができました。
著者は、西東京市の前身のひとつ、田無市の市長を務めた方です。僕自身が西東京に住んでいることもあり、非常に面白く読めました。
この本を読んでいるうちに、「財政力指標」という言葉が出てきました。なんでも、自治体の財政力を示す数値のことで、1を超えると優良自治体(収入があり、交付金を受け取らなくてもすむ自治体)だそうです。
早速調べたところ、面白いデータを見つけました。
平成18年度の各地方の「財政力指数」を検索できるページです。
これを見ると、上位の地方自治体に「六ヶ所村」「東海村」「刈羽村」など、原子力発電所が存在する各村が名を連ねております。これはなんか納得。
さらに、武蔵野市が1.64で上位を占めております。そういえば、武蔵境のイトーヨーカドーは、「イトーヨーカドーチェーンの中でもっとも客単価が高い店舗」と聞いたことがあります。吉祥寺も武蔵野市の一部ですし、ここに住む方々は、比較的富裕層が多いということなのでしょう。
他にも、いろいろと興味深いデータが出てきました。
自分にとって、まるで取っ掛かりがつかめなかった「地方自治」を調べる、ある手がかりが見つかった気分であります。ここから、自分の知見が広がらないかなーと考えております。
それにしても、やっぱり「自分が住む街」を前提に物事を考えると、かなり理解が進むものですね。
今まで、「何が分からないか、が、分からない」状態だった、地方のお話が、少し身近になったような気がしました。
思うに、「地方への分権って結局、金と権力の分配論じゃないの」と感じるのですが
・どんな権力が、国と地方にそれぞれ与えられているかが分からない
・金銭収入が、どのように仕分けられているか分からない
状態です。このあたり、後数年かかってもかまわないから、少し分かるようになるとうれしいのですが。
まだまだ道は遠い。
とほほ。



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