09年11月の読書まとめ -Newsweek月間-
恒例の、1ヶ月の読書記録まとめです。
今月は少し冊数が少なめです。
11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:491ページ
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 11/4号 [雑誌]
特集名のとおり、経済学のこれまでと今について分かりやすくまとめられていてとても読みやすいです。 かつてNHKの「週刊こどもニュース」のキャスターをしていた、池上彰さんが、2009年11月時点のアメリカの問題を分かりやすくまとめていて、これだけでも一読の価値あり。 ブラジルのルイス大統領に対するコメントは相変わらず手厳しい。Newsweekって、もしかしたら、ばりばり保守本流の論調雑誌なんだろうか。
読了日:11月20日 著者:
「空気」と「世間」 (講談社現代新書 2006)
前半は阿部謹也さんと山本氏地平さんの著作をベースにした日本独特の概念「世間」と、「社会」について。後半は、鴻上さん自身が考える「世間」「空気」への対峙方法、付き合い方について。エッセイ、戯曲で書かれていた内容を引用しつつ、皮膚感覚の「世間やコミュニティとの付き合い方」を記述しています。第6章、7章だけ読んでも十分面白いと思います。藤原智美さんの「検索バカ」などと同時に読むと、面白さ倍増。
読了日:11月13日 著者:鴻上尚史
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 10/21号 [雑誌]
今まで賛辞が送られていたブラジルのルイス大統領が、今度は360度外交を非難されている。イランやベネズエラなど、米国と折り合いの悪い国家と付き合っているかららしいけど。ベルルスコーニ首相ってイタリア人に人気あるんですね。
読了日:11月12日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 10/14号 [雑誌]
ブラジルが大型油田を発見したことを初めて知った。ブラジル絶好調。 やはり21世紀はBRICSと南半球の世紀になるのだろうか。
読了日:11月06日 著者:
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
アメリカから始まった「新聞」というビジネスモデルの崩壊、地デジ導入によるテレビ視聴のパラダイムシフト、情報通信法の施行など、様々な要因から、日本のマスメディアの斜陽を予測している。3層による情報伝達モデルはとても分かりやすく、応用が利く分析方法。マスメディアに対する愛憎が感じられる。ニューズウィークの2009年9月16日号とあわせて読むと、より立体的にマスメディアの危機が浮かび上がる。
読了日:11月05日 著者:佐々木 俊尚
読書メーター
今月は少したまっていたNewsweekをまとめて読みました。真剣に読もうとすると、記事の量がとても多く、書籍並みに読書時間を使ってしまいます。数号まとめて読んで思ったのは
「Newsweekってブラジルに辛口じゃないか?」ということでした。
確か春~夏の特集記事で、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領の360度外交を好意的に評価していた気がするのですが、この数号はなんだか厳しい口調の記事が目立ちます。批判の矛先は、アメリカとあまり折り合いの良くない、イランやベネズエラと交流を深めていることのようなのですが、これはブラジルのルラ大統領の外交施策がNewsweekのスタンスと折り合わないのだろうか。
そうやってみると、Newsweekの記事は、アメリカの利益に反する諸外国の情勢、状況に対して辛口の批評が目立つような。アメリカのオピニオン雑誌ってそういうものでしょうか?もう少し続けて読んでいれば、もっと理解度が増すのかな。
なにしろ、まだNewsweekを読んでいても、3割ぐらいしか頭の中に入ってきません。読めば読むほど、自分の知識のなさを思い知らされるばかりです。数年続けて読めば、もっと見方も変わるのだろうか。とりあえず飛び飛びでも良いから続けて読んでみようと思います。
「経済学超入門」もとても面白かった。これぐらいなら僕にも理解できそう。なにより、池上彰さんのシャープな解説記事が秀逸です。本当に池上さんの文章は分かりやすくて面白いです。
佐々木俊尚さんの「2011年新聞・テレビ消滅」も非常に面白かったです。ページをめくるたびに、佐々木さんの「怒り」とも「嘆き」とも言えそうな叫び声が聞こえてくる、そんな書籍でした。
おりしも、Newsweekがここのところ立て続けに「衰退に向かうマスメディア」という切り口で特集を続けていたため、ばっちりリンクして楽しめました。詳細はこちら。
鴻上尚史さんの書籍は久しぶりに読みました。僕は第三舞台の大ファンで、戯曲はほぼすべて読んでおります。鴻上さんのエッセイも好きなのですが、この本は阿部謹也さんと山本七平さんの引用が多くて、いつもの鴻上節とはちょっと違ってました。
というわけで、今月はなんとなくNewsweek月間でありました。

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