公開討論会 ”だれもが使えるウェブサイト”を観覧しました。

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去る10月7日、NPO法人 ハーモニー・アイさんが主催した公開討論会「だれもが使えるウェブサイト」を観覧しました。

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このイベントは、10月16日より行われる「だれもが使えるウェブコンクール」というコンテストのプレイベントとして行われたそうで、壇上には

モデレーター:

  • 岩下 恭士 氏 (株式会社毎日新聞社 デジタルメディア局 ユニバーサロン編集長)

パネリスト:

  • 馮 富久 氏 (株式会社技術評論社 クロスメディア事業部部長代理)
  • 安田 英久 氏 (株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長)
  • 曽根 清次 氏 (社団法人長寿社会文化協会(WAC) 関東ネットワークセンター 事業推進部長)
  • 山田 淳司 氏(株式会社DNP映像センター 制作本部 コンテンツ制作室 撮影・編集チーム UD推進チーム シニアエキスパート)

の5氏が登壇、それぞれの立場から「だれもが使えるウェブサイト」について討論を行いました。

仕事上、ウェブサイトのアクセシビリティ(いわゆるJIS-8341-3ってやつ)を意識させられることが多かったため、興味深く討論を聞いていました。

今回の裏テーマとしては「- 企業サイトのアクセシビリティでビジネスチャンスをつかむ -」という副題がつけられていたようです。

公共案件の「アクセシビリティを意識したサイト作り」というのは、JIS規格が制定された2004年前後からあちこちでみかけておりました。2005-2006年ぐらいが、大型リニューアル案件のピークだったように記憶しています。

これ、身も蓋もない言い方をすると

「JIS規格が制定された、あちこちの自治体や公共団体が対応を始めている、うちも急がないと」

といったような、ある意味「公共団体としての義務感」から発生する要件が多かったように思います。

アクセシブルなウェブサイト構造(xhtml validなウェブサイト)には大賛成です。リニューアルしやすいし、DOMスクリプティングやCMSによる管理が最大限に効果を発揮するし、メンテナンスコストは下がるし、良いことが圧倒的に多いです。

ただ、「アクセシブル」をもって、企業の予算を獲得しようとすると、ROIの説明がしづらいケースが多く、なかなか難儀な営業になりがちであります。

実際にビジネスの現場に立つと

「アクセシビリティで予算を勝ち取るのは、なかなかにしんどいのではないか」

というのが率直な感想でありました。

(そこを何とかするのが営業だろう、と言われると返す言葉もないのですが。)

ところで、今回の討論会は、Ustreamによるリアルタイム配信、Twitterによる意見交換など、昨今のサービスを使った、非常に双方向なものでした。実際、現場で討論会を見ている人と、ウェブ経由で意見を述べ合う人が相互に意見交換をしたり、影響を与え合ったりしており、とても面白かったです。

個人的には

・現在は、アクセシビリティがイコール「バリア」にもなっている。みんな構えてしまう。

という意見が、非常に刺さりました。

今回のイベントのスタッフには、普段から親しくさせていただいているキゴウラボのtomixさんやアルファサードの野田さんなどがいらっしゃり、懇談会ではいろいろとお話をさせていただきました。

参加した皆さん、お疲れ様でした。

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