9月14日(月)いちるさんに招待してもらい、「視覚マーケティング実践講座」出版記念セミナーにお邪魔しました。
このセミナーは、複数ブロガーによる「ブログデザインのリニューアル」についての勉強会を元に、出版された、同名の書籍のプロモーションイベントでした。
内容は、各ブロガーが参加した勉強会のサマリを、著者のウジトモコさんがセミナー形式で紹介する、というもの。途中、いただいた本を見ながら、セミナーを拝聴しました。
視覚マーケティング実践講座 ブログデザインで自分ブランドを魅せる
今回のセミナーは、講演者が語っている間、BGMを流しておりました。僕の大好きなコリーヌ・ベイリー・レイの曲なども流れていて、なかなかよい感じでした。
BGMを流すセミナーはあまり無いのですが、会場の雰囲気を和らげる良い手だと思いました。勉強会の演出にぜひ使ってみたいです。ノラ・ジョーンズあたりの曲を使うと、リラックスしながら講演を聴けそうです。
内容自体は、比較的忠実に書籍を追っていたため、当日参加できなかった方も、この本を読めばエッセンスは汲み取れると思います。
以下、印象的なフレーズのメモです。
・あなたのそばにあるものが印象を決める→フレーミング効果
人と合うとき、その人の来ているもの・しぐさ・表情など、様々な付加情報が印象を左右することはよくありますね。
・即効性を出すにはプロモーション。お金をかければすぐ数字が出るが、継続性は別の話
・アイデンティティ=ブランド。ブランドは早い者勝ち。だから、オンリーワンを目指す事が大事
ブランドは、お金による獲得ができないもののひとつです。
・デザイン=問題解決 。デザインで何をしたいかを決める
・予算が限られているのなら、キーカラーとトーンマナーにお金をかける
個人的にはこれが面白かった。デザインの中でも、この2つが大事だという話。
これらはセミナーの聞き取り・抜書きのため、実際にウジさんが語りたい内容と微妙に差異があるかもしれません。詳しくは本書をご覧ください。
さて、この講演を聴いていて、個人的に一番共感できたのは
・言葉にできるデザイン、説明できるデザイン
というコンセプトでした。
デザインというと、どうしても属人的な「感性」とか「感覚」といったものに解を求めがちですが、ウジさんの語る言葉は、佐藤可士和さんが著書で語った「ロジカルなデザイン」という考え方と、とても良く似てました。
佐藤可士和さんと、マネージャーであり妻である悦子さんは
「なぜ、このデザインになったのか」
「最終的にこのロゴの形を選んだ思考過程はどうだったか」
を徹底的に言葉にするとのこと。デザインという、一見ロジカルとは思えないものでも、徹底的に
「そのデザインが決まるまでの過程をトレースして、クライアントに伝わる言葉に落とし込んでいく」
のだそうです。
この「ロジカルなデザイン」というコンセプトが持つ説得力、明快さを、この日のセミナーでも再確認したのでした。
思うに、この
「自分が結論を出すまでの思考過程を、言葉に出すこと」
は、デザインに限らず、営業・マーケティング・プログラミング・企画、あらゆる仕事の上で大事なことであり、また日常生活においてもとても大事なことなのでしょう。
デザイン論から、図らずも「コミュニケーション手法」に思いが至ったセミナーでありました。


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