2009年11月16日 22:00

子供の写真とGeraldとの対話、ウェブサービスを利用した緩やかなつながりの楽しさ

先日、妻が子供と井の頭公園に遊びに行ったときのことです。

突然、知らない外国人の方から声をかけられ

「親子で遊ぶ姿がとても素敵だったので、写真を撮らせてもらいました」と話しかけられたそうです。

急に話しかけられてびっくりしたのでしょう、最初は妻も警戒していたようですが、見せてもらった写真があまりに素晴らしくて、5-6分ほど話し込んだそうです。そこで、彼の名刺をもらい、後でメールで送ってもらうことにしたとのこと。

その写真がこれです。
It was as if he lost a foot

うちの子供が遊んでいるうちに、夢中になって靴を放り出してしまった瞬間を撮ったようです。
なんだか、遊びに夢中になっている自分の子供の姿が想像的できて、おかしくなってしまいました。

写真を撮った方は、Gerald Figalさんという人でした

http://geraldfigal.posterous.com/

いろいろ調べていると、アメリカの准教授で、日本の歴史と文化について研究している方だ、ということが分かりました。下記は、Geraldの著書です。


Civilization and Monsters: Spirits of Modernity in Meiji Japan (Asia-Pacific)
Civilization and Monsters: Spirits of Modernity in Meiji Japan (Asia-Pacific)

flickriには、彼の撮った写真が公開されていました。どれも素敵なものばかりでした。なんとなく、Geraldの性格や視点が想像できそうです。

Geraldさんの写真も素敵だし、ナチュラルな気持ちで自分の家族に声をかけてくれたのも素敵です。僕は直接は会っていないのですが、いっぺんに彼が気に入ってしまいました。

ちょうど、送ってくれるはずの写真データが届かないこともあり、奥さんの代理で、僕からGeraldさんへメールを送ってみました

Hi, Gerald

こんにちは。にっくといいます。

この前、僕の子供の写真を、井の頭公園で撮ってもらった、と聞きました。
どんな人だろうと思い、Geraldさんのお名前をGoogleで検索したところ、
素敵な写真をたくさん見つけることができました。
http://www.flickr.com/photos/goyaboy/
http://twitter.com/goyaboy

僕の子供は、この写真に写っている子(toddler)です。

http://geraldfigal.posterous.com/it-was-as-if-he-lost-a-foot

とても良い写真で、いっぺんで気に入りました。
妻の話では、他にもたくさんの写真を撮ってくれたそうですね。
ぜひ拝見したいと思っています。
沖縄や北海道への旅行で忙しいと思いますが、もし時間ができたら、ぜひウェブへアップしてください。

Picasaの限定公開など、検索エンジンで見つけられないURLで公開してもらえれば、安心して見ることができます。

とても素敵な写真を撮る方ですね。

そして、日本について、いろいろと研究されているのですね。
東京に立ち寄った際には、ぜひまた、妻と一緒にお会いしたいものです。
では、メールをお待ちしています。

追伸:
僕は、ブログやTwitterなどのウェブサービスをヘビーに使っています。
Twitterでフォローしたり、ブログにGeraldさんのことを紹介するかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。

しばらくすると、Geraldからメールが返ってきました。

Hi にっく!

先日、子供の写真をメールで送ってみようとしましたが、メールアドレスが間違ったと思います。にっくさんが僕のことをウェブで見つけたことはラーキーですね。

じつは、子供の写真10まいを撮ったのです。

Apple MobileMe Galleryでアップしました。ぜひ見てください。

僕のことをブログで紹介するのはオーケーですよ。

じゃ、食事時間です。

お元気で、

Gerald

彼のブログを見ていると、ちょうど沖縄に滞在していたようで、食事を食べながらメールを返してくれたようです。いつのまに沖縄に。フットワーク軽いぞ、Gerald。あと、日本語堪能すぎ。ラッキーのつづりが違うけど。

僕たち家族は、彼が取ってくれた写真を見ることができました。どれも、普段自分たちがとっている写真(奥さんから見た僕や子供、僕から見た奥さんや子供)とは全然違う視点の写真で、新鮮で、とても素晴らしかったです。

(他の写真はすべて顔が映っているため、ここでは公開できません。ごめんなさい)
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彼の写真をみながら、ふと考えました。

妻いわく、5-6分しか話さなかったようです。

昔だったらどうだったでしょう?昔は彼が撮った写真を受け取るの手段もないし、おそらくその場で話して、その場限りの時間の共有でおしまいだったと思います。

僕は、彼の名刺から、彼のブログや写真を見つけることができて、とても心が豊かになった気がしました。そして、彼の研究に興味がわいてきました。

ウェブサービスを利用して、緩やかにつながること、お互いの好奇心を刺激すること、新しい世界の窓を見つけること。そんな、ネットの楽しさを、図らずも思いだしました。

Geraldさん、今度は吉祥寺から足を伸ばして、西東京に来てくれないかなぁ。