2009年1月12日 20:00

MODx日本公式サイトオープン

php系のオープンソースCMS「MODx」。2007年、アメリカで開催された「CMS Award」で、「もっとも今後が期待できるCMS(Most Promissed CMS)」を受賞しました。

このたび、MODxの日本での普及の促進を目指し、日本公式サイトがオープンしました

MODx日本公式サイト

僕はMODxにかれこれ3年近くかかわっています。公式サイトのニュース記事に「本家サイトと調整を行って、日本公式サイトをオープンした」というくだりがありますが、僕はこの本家チームとの交渉を担当しておりました。

MODxは、2007年の受賞後、リビジョンの2系統化、2バイト文字の扱いに関するバグなど、だいぶ四苦八苦を重ねましたが、2008年12月の最新バージョンで2バイト(日本語)文字の扱いが大幅に改善され、動作もかなり安定した、「使えるCMS」として大幅に進歩しました。

最新バージョンでは、日本チームの提案がかなり反映されており、日本のメンバーが大きく関わっております。

日本ではどうしても「Movable Type」「WordPress」の使用率が高いですが(そして、両方ともよくできたCMS・ブログシステムですが)、企業利用のCMSという観点でいうと、僕は断然「MODx」に分があると思います。それは主に以下の理由によります。

  • ツリー型のサイト構造管理。直感的に全体を把握しやすく、初めての方にも分かりやすい
  • Ajaxをすみずみまで使用したインターフェース。操作にストレスがない
  • SEO対策のためのキーワード設定、ヘッダー設定が容易
  • キャッシュシステムをデフォルトで利用でき、サーバーへの負荷が少ない
  • デザイナーが触りやすい。テンプレート構造がDreamweaverに近いので、学習コストが少なくすみ、ある程度概念が分かれば一気に触れるようになる。僕はMovable Typeもそこそこ分かっているつもりですが、おそらくMTよりもMODxのほうが簡単に覚えられます。

などなど。

もうひとつの特徴として、日本のメンバーが「人間的に素晴らしい」人が多いことがあげられます。みなさん優秀で、人格的にも見習うべき人が多く、いつも学ぶことばかりであります。あまり技術オタク的な方向に走らず、コミュニケーション力が高いメンバーがそろっているなあ・・・と、感じます。

もちろん、細かに見ると、まだブラッシュアップの必要性があるのですが、この3年でだいぶ枯れてきました。

今年は、今までのバージョンが「Evolution」と改名され、より細部を枯らして使いやすくなると共に、新たに「Revolution」というリビジョンができ、エンタープライズなCMSとしての開発も開始されます。

もし興味をお持ちになった方は、ぜひ本家サイト、そして日本公式フォーラムにアクセスください。日本公式サイトはまだ発展途上ですが、これから少しずつ発展していくと思います。

今年はMODxが面白くなると思います。僕も最近はあまりコミュニティに貢献できていませんが、少しづつ貢献していきたいと思います。